第53回日本神経学会学術大会

東京国際フォーラムで第53回日本神経学会学術大会が昨日から始まっています。

朝は画像のセッションがありました。アミロイドイメージングがトピックスですが、他のリガンドも出てきてますし、MRIのイメージング試薬もでてきました。

ポスター会場は大混雑。Trousseau症候群のポスターが2つありました。

ランチョンセミナーは、ファブリー病のセッションへ。神経学会のランチョンはいつも長蛇の列、入れないこともしばしばでしたが、今回は事前申し込みとランチボックス配布が会場と別で開始より早めに配布されたので、混雑はありません。明治薬科大学の櫻庭均先生から、ファブリー病のオーバービュー。リソゾームのα-ガラクトシダーゼが低下し、グロボトリアオシルセラミド(Gb3)など糖脂質が蓄積します。こちらのサイトが詳しいです。神経内科医にとっては、四肢の痛みと若年性脳梗塞がポイント。Lancetの論文はこちら。酵素補充療法についてはこちら。日本医科大学酒巻雅典先生からは、自験例の報告。皮疹アンギオケラトーマ、尿のMulbery cellもポイントと。

コメント

このブログの人気の投稿

北村伸先生(1950-2024)

第14回日本認知症予防学会学術集会 第7回認知症予防専門医スキルアップセミナー

病院見学会

日本医科大学千葉北総病院病診連携の会