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Takeda Neurology Forum 2019 in Kanagawa

横浜ベイシェラトンホテル&タワーズでTakeda Neurology Forum 2019 in Kanagawaが開催されました。 聖マリアンナ医科大学東横病院脳神経内科の大熊壮尚先生からは、CIDPの治療について。治療反応性が不良の時は、診断を疑い再検査と。再発予防のIVIg、ステロイド併用はなかなか中止できない例が多い。INCAT disability scaleなどがあるが、握力でのフォローをおすすめ。SCIgのPATH studyは こちら 。 自治医大ステーション・ブレインクリニックの藤本健一先生からは、パーキンソン病治療について。レボドパ登場で劇的に予後が変わったわけですが、運動合併症や精神症状などの副作用も問題に。rasagilineが加わり選択肢がさらに増えた。

第60回日本神経学会学術大会

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大阪国際会議場で第60回日本神経学会学術大会が開催されました。 とはいっても、4時起床で23時帰宅の日帰り... 私は、認知症ケア回診の教育的効果についてポスター発表しました。教育の対象は、看護師ではなく、学生や研修医です。回診についていただき、実際に認知症患者とのコミュニケーション術を実体験した前後でアンケートを実施、アウトカム基盤型教育として効果を見ました。アルツハイマー病は礼節が保たれている、見当識障害に対しては 現実見当識訓練:Reality Orientation 、興奮気味の患者さんには バリデーション療法:Validation therapy で同調する、などが学べます。 会議の後、東京女子医科大学の飯嶋睦先生の、パーキンソン病の歩行障害のランチョンセミナーを拝聴しました。薬剤のみではなかなか解決しない... あ、 私の論文 の画像をご使用いただきました!お、久々にPlosOneのページをチェックすると、引用78論文だ... 午後は白質病変の画像と病理のシンポジウム。まあ実に多彩な疾患。昨今の免疫抑制剤や抗がん剤の進歩で、その副作用である白質脳症も変遷...