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1月, 2009の投稿を表示しています

Bentoで業績管理

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Bentoのビデオチュートリアル は、使い方がわかりやすく紹介されていますので、ぜひご覧ください。  さっそく、業績管理用のデータベースを作ってみました。ここでいう業績とは、論文、学会発表、講演、研究費、賞の、研究の業績です。  すでに研究業績はFileMakerで管理していました。毎年大学と研究所に提出しなければなりません。まずはこのFileMakerのデータをExcelに変換しました。同じ会社なんだからFileMakerを直接読めてもいいのではと思いますが、FileMakerの方は繰り返しフィールドとか計算フィールドなどがあるから、そう簡単にはいかないんでしょうね。逆に、 FileMaker Pro 10になると、Bentoがimportできるようです 。importは非常に簡単です。しかし、いくつか問題が。FileMakerのデータベースには作成日と修正日のフィールドがあり、自動的に入力されるようになっていました。Bentoの場合は、新しいライブラリ(データベース)を作ると、作成日と修正日のフィールドが自動的に入るようになっていました。しかし、FileMakerの作成日・修正日のデータがimportできません。Bentoの作成日と修正日のフィールドは修正できないようになっているからです。ですから、Bentoでは全てのレコードの作成日が本日になってしまいます... しかたがないので、それぞれ、作成日1・修正日1という名前で残しています。最初から入れる場合は問題なしでしょう。  それから、上付き文字や斜体など、書式に対応していません。私の場合は神経受容体の核医学の業績が多いので、上付き文字と下付き文字が必須なんですが、プレーンな書式になってしまいました...  表のレイアウトはマウスで順番を変えるだけです。Excelのように、ドラッグして同じ数字をいれることもできます。でも、1,2をドラッグすると、1,2,1,2,..になってしまい1,2,3,4,...にはなりませんね(マニュアル読んでいないから?)。  入力フォームも作り方は簡単です。インポートしたフィールドが全て同じ大きさで並んでいますが、後は自分の好きなようにレイアウトするだけ。選択メニューも簡単にできます。FileMakerのようなラジオボタンはついていません。レイアウトもガイドにスナップしてKeynot

高血圧治療ガイドライン2009生涯教育講演会

ホテル・ザ・マンハッタン で開催された、高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)生涯教育講演会に参加しました。千葉大学赤澤宏先生からは、メカニカルストレスとアンジオテンシンIIタイプI受容体の関連、ARBの心肥大抑制の仕組みが解説されました。 nature cell biology と EMBO reportsの論文 の紹介がありました。獨協医科大学の松岡博昭先生からは、JSH2009の解説がありました。このガイドラインは細かいところまで網羅されています。例えば、延髄腹外側野が椎骨動脈で圧迫されて起こる交感神経活性亢進の高血圧のことまで載っています。脳卒中やパーキンソン病のガイドラインも、JSH2009のように明快になるといいのですが、何ぶんエビデンスが足りませんか... 神経内科医がもっと頑張らなければなりません。

第3回分子イメージング研究センターシンポジウム

放射線医学研究所で開催された、第3回分子イメージング研究センターシンポジウム「脳科学における分子イメージングの将来像、基礎と臨床を繋ぐ橋渡し(トランスレーショナル)研究での分子イメージングの役割」に参加しました。本会は特に霊長類のPETが中心でした。

Obama's Inaugural Speech

Embedded video from CNN Video

Bentoでプロジェクト管理

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 Bentoを使って、まずはこのモニターのお仕事を管理してみました。  でも、まずは環境設定で、「ホームダイアログを表示」を外しました。  概要のページには、参加メンバーは自分とMac Fan事務局。アドレスブックから読み込まれる表から選択するのですが、アドレスブックからドラッグで登録できれば楽ですね。メールでのやり取りの登録はMailからドラッグするだけ。それから、ウインドウを2つ以上開けるといいです。  詳細のページでは、タスクのフィールドに、今回義務となっている、5回のレポートと2つのテンプレートを記入。複製ができるので簡単です。これがrelational databaseのようになっていて、iCalのToDo項目にも表示されます。先ほど1本目のメールをおくったのでBentoのチェックボックスをクリック。iCal側でもクリックは反映されますね。イベントは今回はないからなあ。  プロジェクトも、内容によってレイアウトもかわってくるでしょうが、しかし、Bentoなら、プロジェクトごとに新規コレクションでレイアウトが微妙にかえられるみたいです。そのかわり、すべてのコレクションに変更したレイアウトを反映させるにはどうすればいいのかわかりませんでした。  以上、マニュアルなしでもできます。 ビデオチュートリアル もあるので、あとでじっくり勉強しましょう。

Adobe Creative Suite 4 Design Premiumが到着

  Adobe Creative Suite 4 Design Premium が到着しました。  最近の医学雑誌では、on line投稿でCMYKを要求されることが多く、PhotoshopやIllustratorは必須です。Excelなどで作成したグラフも、そのままではクォリティ不足、Illustratorに持って行って、線幅や色など修正しています。そもそも、Illustratorを使い始めたのは、 SPM を扱うようになってから。解析結果をPostscriptファイルで出すので、画像のレイアウト変更にはIllustratorが最適なのです。グラフは、 以前書いたように、Numbers'09が良くなったので 、今後はNumbersで作成するようになるでしょう。  Acrobatも必須です。Macの場合はPDFファイルの作成はOS標準で簡単に作れますが、Acrobatで論文のページを切り取ってKeynoteに張ったりしてます。それから印刷物も大事なものはスキャンしてPDF。Spotlightで検索すればすぐ見つかります。   自分のサイト と 脳神経センター ・ 印旛脳卒中地域連携パスのサイト をDreamweaverで管理しています。iWebでコンテンツを作って、それをDreamweaverで管理していたこともありましたが、Adobeサイトのビデオとヘルプ、解説本2冊を読んで勉強し、全部Dreamweaverで作っています。  それにしても巨大なソフト、インストールには結構時間がかかりました。

Bento 2のモニターに

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  Mac Fan 企画の Bento 2 体験モニター に当選してしまいました。  データベースは、 File Maker や 4th Dimension を使っていくつも作りました。一番最初は4th Dimensionで入院患者のデータベースを作りました。ソフトウエアの代金が20万円以上しました。当時(1992年)はMacのrelational databaseは4th Dimensionくらいでした。分厚いマニュアルと市販の本を読みながら、苦労して作りました。SE/30でしたね。パソコンは医者になってから、プログラミングはこれが最初でした。  今はFile Makerもrelationalになったので、FileMakerオンリーです。ビジネスレターはワープロでもいいのですが、データベースにすると、同じような書式のときに便利ですし、なんと言ってもファイルが散らばりません。症状のスケールであるNIHSSやUPDRSもFIleMakerで管理すると、点数の計算の他カルテにはさむレポートも簡単にできます。これらを患者のデータベースとリンクすると、点数の経時的変化もわかります。毎年医局や研究所に提出する業績もデータベースで管理、1月〜12月で提出する場合と年度で管理する場合がありますが、それも簡単にExcelのシートに直せます。アンケート調査のためのお手紙の郵送もラベル印刷でラクラク、戻ってきたアンケートの集計も同じデータベースに入れるだけです。 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) のシートも、他業種が書類を作成するので、LANを使って複数のセクションから入力できるようになっています。  さて、Bentoは、これまで使おうと思ったことがありませんでした。Mac OS XにiCalとアドレスブックがあるし、Mailでも検索は可能... でも使ってみてわかりました。Microsoft Entourageのような、それらを統合する部分をBentoが担えるのですね。プロジェクトのところは使えそうです。Bentoはパスワードがかけられないので、自分自身の情報管理以外はむずかしそう、業績管理を移してみようかと思います。  インストールは/Applicationにドラッグするだけ、容量もコンパクトで好感が持てます。

iWork'09の到着

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iWork'09が到着しました。 グラフにエラーバーが付くようになりました。エラーバーでは、 一時Microsoft Office 2008で困ったことがありました が、 すでに解決済みでした 。Numbersでは任意の値のエラーバーが付けられますが、PagesとKeynoteではうまくできない... やりかたが悪いのか... それぞれの値で標準偏差が違うのは当たり前なのに、なぜいつもこの機能がなおざりになってしまうのしょうか。私たちは、各棒グラフで同じエラーバーのグラフは書いたことがありませんが。 ファイルにパスワードを付けることができるようになりました。個人情報が入っているファイルも扱えます。

MDS 13th International Congressの演題締切の延期

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2009年6月パリで開催される、MDS 13th International Congressの演題締切が、1月23日まで延期されていました。

IXY DIGITAL 2000 ISのリコール

IXY DIGITAL 2000 ISのリコールのお知らせ が来ました。 以前、IXY DIGITAL 400でもリコールがありました。買ってから2年経ってからCCDの不具合のお知らせがきました。このようなことはないに超したことはないですが、時間が経ってもきちんとフォローアップしていただける体制は本当にありがたいですし、安心して購入できます。

日本医科大学第二内科の新年会

日本医科大学第二内科の新年会に参加しました。

Test-retest

東京都老人総合研究所ポジトロン医学研究施設において、新規PETリガンドにおけるtest-retest実施の会議を開きました。本年度中にまずは1例目を実施することになりました。治療効果を見るなど、比較する場合は再現性が重要です。

「全県共用の地域医療連携パス」作成ワーキンググループ第4回脳卒中部会

 「全県共用の地域医療連携パス」作成ワーキンググループも第4回、今日でパスのフォーマットが決定される予定でしたが、そうはいきませんでしたねえ。でも、千葉県のパスは、急性期→回復期だけでなく、その先の療養期のフォーマットも作成、さらに、経時的な経過もシートにするようになってきました。本日も、ワーキンググループの前に療養期のサブグループの会議もありました。私たちは脳卒中に特化したものを作成した訳ですが、他に心筋梗塞・糖尿病・がんの連携パスも作成中、開業医のところで複数のフォーマットが入り乱れるのは確かに問題です。糖尿病のシートはうまくできているので、これを流用してリスクファクターのフォローとする方向になりそうですが... 私としては、どうせパスは使いながら修正していくので、とりあえず次の会議でフォーマット使用可能にしてほしいです。  印旛脳卒中地域連携パスの患者パスは好評で、いくつかの地区で使っていただいていますが、今回私が作成したflow chart pathが千葉県共用パスと採用されなければ、印旛脳卒中地域連携パスのサイトで公開して他の地域で使っていただこうと思っています。

明けましておめでとうございます。

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