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脳神経内科Web Seminer

 脳神経内科Web Seminerで診断のポイントをweb配信しました。 認知症診断のタイミングがアメリカより日本は遅い、 こちら 。アメリカは健診で認知症のチェックがあったり、家族の相談が早い。日本は介護保険導入時が多い。早ければ、認知症が軽度のうちに、自分の意志で今後を決定できます。 MoCAは こちら 。 片頭痛の総説は こちら 。

アデノシンA2A受容体を再考する

 ホテル精養軒から「アデノシンA2A受容体を再考する〜川崎エキスパート版〜」をweb配信、アデノシンについて講演しました。 アデノシンの代謝の図は以下の本より。   The Study of Urate Elevation in Parkinson Disease (SURE-PD) の論文は こちら と こちら 。 Frontiers in Pharmacologyのプリン作動性薬理学の特集は こちら 。オープンアクセスの電子ジャーナルなので、フリーで全文閲覧できます。治療応用に関する総説は こちら 。アデノシンA 2A 受容体のクリスタル構造の総説は こちら 。 カフェイン摂取が多いとパーキンソン病発症リスク軽減 は こちら 。 コーヒーでなぜ目が冴えるか。 カフェインの腹腔内投与3時間後のマウスの覚醒時間が野生型マウス及びA 1 受容体遺伝子欠損マウスで投与後3時間の覚醒時間は用量依存的に増加、アデノシンA 2A 受容体遺伝子欠損マウスは覚醒時間に全く変化せず、 こちら 。 アデノシンA 2A 受容体作動薬(CGS21680)を前脳基底部クモ膜下腔や外側視索前野へ投与で強力なnon-REM睡眠を誘発、 こちら 。 結節乳頭核において、アデノシンがヒスタミン神経に発現するA1受容体を介してその活動を抑制することにより睡眠を誘発、 こちら 。 istradefyllineで、パーキンソン病における日中過眠を抑制、 こちら 。 健常者の脳内アデノシンA 2A 受容体分布の論文は こちら 。 私のアデノシンA 1 受容体加齢変化に関する論文は こちら 。 アデノシンA 1 受容体とA 2A 受容体の加齢変化の違いは こちら 。 未治療パーキンソン病のアデノシンA 1 受容体は こちら 。 パーキンソン病のアデノシンA 2A 受容体の変化は こちら 。 アデノシンPETの総説は こちら 。 11 C-Preladenant PETは こちら 。 11 C-Preladenant PETを用いてistradefyllineの受容体占拠率を見たのは こちら 。 istradefyllineでアンヘドニア・アパシー・うつが軽減、 こちら 。 非ドパミン系神経をターゲットにした治療戦略の総説は こちら 。 その後のディスカッションでは、

第3回病診連携WEBセミナー

第3回病診連携WEBセミナーが、東京労災病院からzoom配信で開催されました。 私は「アルツハイマー病の新時代」と題した講演をさせていただきました。来月、もしかするともしかするので... aducanumabにおけるamyloid-related imaging abnormalities(ARIA)の症例報告は こちら 。そのGibbs先生のJAMAのインタビューは こちら 。 MoCA-Jのシートは こちら 、マニュアルは こちら 。 認知予備能の論文は こちら 。 海馬の萎縮が乏しいアルツハイマー病は こちら 。 せん妄を起こす薬剤は こちら をご参照。 海馬は こちら 。 治療中のアルツハイマー病での徐脈は こちら 。 ご質問にあった、認知症の診療方法は以下の通りです。 診察時、正しい椅子の高さの調節については こちら 。でも私は、腰が痛くならない程度に椅子をできるだけ下げます。目線の高さをできるだけ合わせるためです。 ユマニチュードは こちら 。 バリデーション療法は こちら 。

第10回千葉北脳卒中地域連携パス研究会

 第10回千葉北脳卒中地域連携パス研究会がweb上で開催されました。 この会の前身、第1回脳卒中リハビリテーション懇話会は こちら 。 第1回千葉北脳卒中地域連携パス研究会は こちら 。 第2回千葉北脳卒中地域連携パス研究会は こちら 。 第6回千葉北脳卒中地域連携パス研究会は こちら 。 議事録は こちら 。 この会は、 印旛脳卒中地域連携パス の会議として始まりました。沿革は こちら 。その元となった、聖路加国際病院と埼玉みさと総合リハビリテーション病院の連携パスは こちら 。千葉県の脳卒中地域連携パスの統一の動きがあった、医療連携を推進する会は こちら と こちら 。 私は、台風時の対応について講演しました。2019年の台風19号、 令和元年東日本台風では川崎市は甚大な被害を受けました 。2020年2月の認知症疾患連携協議会で台風での事例が多数報告され、4 月には川崎市が926ページに渡る膨大な資料を公開しました 。私たちはこれらの資料を基に台風における認知症・介護の関する問題点・対策を検証しました。 避難行動のための「マイタイムライン」の作成 ・避難所の最適化などを提言しました。地震と異なり、台風は予想できる災害です。皆様も、自治体が公開しているハザードマップや避難所の情報を参考に、各家庭で「マイタイムライン」を作成することをお勧めします。 千葉県救急医療センターの古口德雄先生からは、脳卒中地域連携パスの現状のご報告がありました。他の地域の脳卒中地域連携パスが終わっていく中、千葉県のパスは発展し続けていました。10年以上前は都道府県別人口10万対回復期リハ病床数が最下位争いをしていました。今はその頃の2倍以上となり、全国平均も超えました。 こちら 。これからは急性期病院の体制づくりと。令和3年度第1回千葉県循環器病対策推進協議会は こちら 。

NeuroRadiology Conference〜基礎から応用まで〜

NeuroRadiology Conference〜基礎から応用まで〜がweb上で開催されました。 私はパーキンソン病の核医学画像について講演しました。αシヌクレインPETの総説は こちら と こちら 。 11 C-BF227 PETによる多系統萎縮症のαシヌクレイン画像は こちら 。 18F -FDG PETによるパーキンソニズムの鑑別は こちら 。パーキンソン病前駆状態の診断基準は こちら 。パーキンソン病の病期別ドパミン系PETについての私の論文は こちら 。DaTSCANのサウサンプトン法は こちら 。林俊行先生のサウサンプトン法における萎縮の影響は こちら 。水村直先生のサウサンプトン法の脳外voxelの除去は こちら 。support vector machineによるDaTSCANの診断は こちら 。generative image transformaer (GIT)によるDaTSCANのパーキンソン病画像は こちら 。 順天堂大学脳神経内科の佐光亘先生からは、MRI・SPECTによるパーキンソニズムの鑑別についてのご講演でした。パーキンソン病のパーキンソン病の中小脳脚は こちら 。進行性核上性麻痺における上小脳脚は こちら 。One line法は こちら 。パーキンソン病でも被殻が痩せてくることあり、 こちら 。FDGや安静時fMRIでパーキンソン病の小脳の代謝・血流が上がっている、 こちら 。パーキンソン病と多系統萎縮症の小脳の脳血流の違いは こちら 。

第37回Brain Function Imaging Conference

 第37回Brain Function Imaging Conferenceがweb上で開催されました。 変形視で発症したアミロイドPET陽性例 をプレゼンしました。 武田克彦先生の失認の総説は こちら 。Bensonらのposterior cortical atrophy(PCA)の論文は こちら 。Tang-WaiらのPCAの診断基準は こちら 。変軽視を呈したPCAは こちら 。PCAの病理は こちら 。アルツハイマー病が多く、レヴィ小体病もあります。私のPETの総説は こちら 。アミロイドPETで PCAのアミロイド陽性例 と 陰性例 を並べました。松田博史先生が中心に行った 18 F-Flutemetamol PETの論文は こちら 。アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン(第2版)は こちら 。

新美の巨人たち 桂ゆき『抵抗』×奥貫薫…シリーズ女の生き様 2021年8月7日放送

画家・桂ゆき の生家は今の日本医科大学の図書館のところで、その豪邸の庭の一部が残されていたんですね... 雨降った時なんか、図書館の窓から外を見ると、緑が綺麗だったなあ... 日本医科大学橘桜会館は夏目漱石がイギリスから帰国後に住んだ場所。

FileMaker Server 19で、バックアップフォルダを外付けHDにするには

filemac:/外付けドライブ名/FM_BackUp/ って入力すればいいのですけど、その前に、 fmserver_helperdに フルディスクアクセスを許可する必要があるのですね... Mac OSの、システム環境設定の、 セキュリティとプライバシー>フルディスクアクセス>で fmserver_helperdにチェックを入れる。 こちら に書いてありました。

新しいパーキンソン病治療について考える in 城南

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 新しいパーキンソン病治療について考える in 城南がweb上で開催されました。私はopening remarksを担当させていただきました。32 bit/channelのTIFFは、Macで表示されても、WINでは正しく表示できないことを知りました... DICOM直接の画像はPhotoshopで8  bit/channelくらいに落とさないとダメみたいです... The Michael J. Fox FoundationからのCOVID-19対策は こちら 。 東京都立神経病院の高橋一司先生には、進行期のパーキンソン病治療についてご講演いただきました。Poeweらの総説は こちら 。L-DOPAの血中濃度は4倍の個人差があったと、野元正弘先生の論文は こちら と こちら 。Okun MのJAMAの総説は こちら と こちら 。リハビリ・体操は全ステージで必要。 アゴニストの功罪は こちら 。行動制御障害ではHobbyismが多い、 こちら 。非運動症状の季節変動は こちら 。

第10回日本認知症予防学会学術集会

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2021年6月24日〜26日に開催された 第10回日本認知症予防学会学術集会 (学会理事長および大会長:鳥取大学浦上克哉教授)において、日本医科大学武蔵小杉病院認知症疾患医療連携協議会が報告した「2019年台風15号・19号における高齢者・認知症患者支援に関する川崎市南部の実態調査」が浦上賞を受賞しました。  日本医科大学武蔵小杉病院は川崎市の認知症疾患医療センターであり、年2回以上協議会を開催します。協議会は、川崎市医師会・川崎市看護協会・川崎市介護支援専門員連絡会・川崎市認知症コールセンター・川崎南部の幸地域包括支援センター・中原区地域みまもり支援センター・川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室・日本医科大学武蔵小杉病院認知症センターで構成されています。 令和元年東日本台風では川崎市は甚大な被害を受けました 。2020年2月の協議会で台風での事例が多数報告され、4 月には川崎市が926ページに渡る膨大な資料を公開しました 。私たちはこれらの資料を基に台風における認知症・介護の関する問題点・対策を検証しました。コロナ禍のため 日本医科大学街ぐるみ認知症相談センター の部屋が日本医科大学武蔵小杉病院の発熱者外来に使われることになり、一時センターを休止せざるを得ない時期でした。在宅勤務となったスタッフを中心に、大量の資料を隅から隅まで目を通し、認知症や介護に関連する項目をピックアップしました。 避難行動のための「マイタイムライン」の作成 ・避難所の最適化などを提言しました。  地震と異なり、台風は予想できる災害です。皆様も、自治体が公開しているハザードマップや避難所の情報を参考に、各家庭で「マイタイムライン」を作成することをお勧めします。 7月12日〜28日にオンデマンド配信が始まります。

第32回関東パーキンソン病勉強会

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第32回関東パーキンソン病勉強会がzoomで開催されました。  第30回は こちら 。 第29回は こちら 。 第24回は こちら 。 今回のテーマはパーキンソン病と睡眠。 慶應義塾大学神経内科の関守信先生からは、glymphatic systemについて。髄液が脳表のくも膜下腔から動脈周囲の血管周囲腔を通じて脳内へ、アストロサイトのアクアポリン4のチャンネルを通じて脳実質内に流れ込み老廃物を洗い流す。これが静脈周囲の血管周囲腔に流入し脳の外に流れ出るという排泄システム。Lancet Neurolの総説は こちら 。運動でこのシステムか活性化、 こちら 。睡眠中にこのシステムが作動、 こちら と こちら 。 頸部のリンパ節結節時、パーキンソン病モデルでαシヌクレイン蓄積が進む、 こちら 。 獨協医科大学の平田幸一先生からは、睡眠障害の講演でした。加齢とともに睡眠時間が減少、 こちら 。 パーキンソン病の非運動症状の総説は こちら 。日本の高齢者のREM睡眠時行動障害の頻度と特徴は こちら 。睡眠障害とパーキンソン病リスクについては こちら 。

第48回神奈川PET・SPECT研究会ー脳ー

 第48回神奈川PET・SPECT研究会ー脳ーがTeamsで開催されました。私が当番世話人でしたが、所属が神奈川県では無くなったので、今回が最後です。 藤田医科大学放射線医学の乾好貴先生からは、脳血流SPECTの読影についてご講演いただきました。アルツハイマー病パターン、レヴィ小体型認知症パターンであっても、別疾患のことがある。iNPHだとしてもアルツハイマー病やレヴィ小体型認知症を合併していることあり。実臨床は難しいです... 帝京大学医療技術学部の伊藤利宗先生からは、アンガー型ガンマカメラとの違いなど半導体SPECTについて解説いただきました。 かわさき記念病院精神科の藤城弘樹先生からは、認知症の核医学画像についてご講演いただきました。軽度認知障害(MCI)の前の段階、subjective cognitive decline(SCD)については、核医学画像の選択や診断後の説明・ケアについて解説されました。SCD・MCIから認知症に移行、アルツハイマー病が多い。 こちら 。SCDなどステージングの定義は こちら 。藤城先生のレヴィ小体型認知症の前駆症状の論文は こちら 。藤城先生も共著のレヴィ小体型認知症前駆状態(MCI with Lewy bodies: MCI-LB、Delirium-onset DLB、Psychiatric-onset DLB)の診断基準は こちら 。MCI-LBのNewcastleのデータは こちら 。Mayo Clinicのデータは こちら 。藤城先生の、REM睡眠時行動障害とMIBG心筋シンチを用いたレヴィ小体型認知症前駆状態の診断の論文は こちら 。incidentalなレヴィ小体型認知症の病理は こちら 。藤城先生のレヴィ病理・アミロイド病理の論文は こちら 。REM睡眠時行動障害は男性に多い印象ですが、実際は女性にも軽いREM睡眠時行動障害ありと。REM睡眠時行動障害患者のアミロイド蓄積は こちら 。アルツハイマー病の場合は発症前診断ではアミロイド抗体薬となりそうですが、レヴィ小体型認知症の前駆状態での診断では、向精神薬を避ける、運動を推奨するなどやるべきことがあると。

旗の台神経セミナー

 旗の台神経セミナーがzoomで開催されました。 東京都健康長寿医療センターの今林悦子先生から、認知症でのSPECT画像について講演がありました。 今林先生のcingulate island signの論文は こちら と こちら 。 Futamuraらのcingulate island signの論文は こちら 。

ストップ!NO卒中プロジェクト第14回エリアエキスパート会議

 ストップ!NO卒中プロジェクト第14回エリアエキスパート会議がwebで開催されました。 健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法が2018年成立、この法律に基づき全国で具体的な政策が動き始めました。これを推進する手法として、ロジックモデルが紹介されました。事業が目指す成果(outcome)を定め、それを実現するための結果(output)を想定、そこから活動(activity)を設定する。その活動を実現するために必要な人・物・金(投入:input)を想定する。ネットで検索すると、さまざまな政策でロジックモデルが使われているようです。標準的なロジックモデルはまもなく学会のワーキンググループから発表されます。

第62回日本神経学会学術大会

  第62回日本神経学会学術大会 はハイブリッドで開催されました。 重症筋無力症、多発性硬化症、視神経脊髄炎スペクトラム障害、アミロイドーシス、脊髄性筋萎縮症など、新しい治療法が定着してきました。副作用に注意すべきものもあり、勉強しなければならないことがますます増えてきました... アミロイドーシス診断支援サービスは こちら 。

「CI研究」に総説

日本脳神経CI学会の学会誌、「 CI研究 」42巻(3-4) ページ147-152 に「脳卒中と認知症の脳PET画像」と題した総説が掲載されました。 第42回日本脳神経CI学会総会での教育セミナー の内容です。

独立行政法人 労働者健康安全機構 東京労災病院 脳神経内科 に赴任しました

このたび縁あって、独立行政法人 労働者健康安全機構 東京労災病院 脳神経内科部長 となりました。 私の父、故 三品陸人(みちひと)は、1996年〜1998年栃木県藤原町(現 日光市)にあった珪肺労災病院に勤務、1992年は副院長でした。 これまで、私が在籍した日本医科大学脳神経内科は労災病院系列とは縁もゆかりもありませんでした。2020年木村和美大学院教授から打診があったときはビックリしました。 その前の、日本医科大学脳病態画像解析学講座の寄附者の院長は、東北大学第一内科の父と同門で、私の高校の大先輩でいらっしゃった。偶然が重なったのか世間が狭いのか... 新しい脳神経内科 は、救急と入院を協働で診療します。外来も同じブース。 よろしくお願い申し上げます。

日本医科大学を退職しました

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  2021年3月31日、30年間在職した日本医科大学を退職しました。 1984年に入学、1990年に卒業し、飯田橋にあった日本医科大学第一病院の第二内科に入局しました。一部は大正時代に建てられたものでした。1996年東京都老人総合研究所(現 東京都健康長寿医療センター研究所)ポジトロン医学研究部門に客員研究員としての国内留学を経て、1999年日本医科大学付属千葉北総病院脳神経センター助手となりました。12年間、脳神経外科と協働で脳卒中診療にあたりました。当時、千葉の脳卒中はまさに逼迫、それに対応するために2008年印旛脳卒中地域連携パスを作り、2009年千葉県共用脳卒中地域連携パスの策定に参加しました。2011年に日本医科大学付属病院に異動しました。2013年准教授、2014年には一時日本医科大学多摩永山病院で神経内科の外来をやりました。2014年脳病態画像解析学講座寄附講座教授に就任しました。2015年10月日本医科大学武蔵小杉病院脳神経内科部長を兼務、2018年4月認知症センター部長を兼務しました。武蔵小杉病院では認知症ケアチームを作り成果をあげました。 赫彰郎先生をはじめ、たくさんの先輩方にご指導いただき、多くを学ばせていただきました。満足のいく成果も挙げられました。 研究面では、1993年からご指導いただいた東京都健康長寿医療センター研究所のサポートがありました。研究者として一から育てていただきました。 ありがとうございました。

松戸市薬剤師会 2021年度2月研修会

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2021年2月18日松戸市薬剤師会2021年度2月研修会において、パーキンソン病治療についてwebでの講演をしました。 James ParkinsonのAn Essay on the Shaking Palsyは以下で閲覧可能です。 パーキンソン病の有病率などPoewe先生の総説は こちら 。Kalia先生の総説は こちら 。 私が以前書いたパーキンソニズムとPETの総説は こちら 。 大脳基底核の仕組みは以下の教科書に書きました。 図説神経機能解剖テキスト [ 浦上克哉 ] 価格:17600円(税込、送料無料) (2021/3/20時点) 楽天で購入 アデノシンA 2A 受容体PETについてはこちらに書きました。 Adenosine Receptors in Neurology and Psychiatry【電子書籍】[ Akihisa Mori ] 価格:24426円 (2021/3/20時点) 楽天で購入 パーキンソン病診療ガイドライン2018 [ 日本神経学会 ] 価格:5720円(税込、送料無料) (2021/3/20時点) 楽天で購入 慢性便秘症診療ガイドライン2017 [ 日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会 ] 価格:3080円(税込、送料無料) (2021/3/20時点) 楽天で購入

薬剤師認知症対応力向上研修

薬剤師認知症対応力向上研修において、zoomでの講演をさせていただきました。 Zoomでのweb配信でしたが、たびたび、配信のスライドが更新されない(Mac側は進んでいるが)状態に見舞われました。終わった後気づいたのが、Zoomのアップデートをしていなかった.... 講演前に、アップデートの確認が必須ですね... 特にOSがアップした後。   2019年10月、Biogenは aducanumabをFDAに新薬承認申請を目指すと発表 、しかしコロナ禍となりました。やっと 2020年7月、FDAに承認申請を完了 、8月優先審査に指定されました。しかし2020年11月FDA諮問委員会は有効性を裏付ける充分なエビデンスがあるとは認めませんでした。ところが、2021年1月FDAは審査期間を3ヶ月延長しました。日本においても2020年12月に新薬承認を申請しています。エーザイ株式会社は、抗アミロイドβプロトフィブリル抗体であるlecanemabの治験を進めていて、 有効性が学会発表されています 。いよいよアルツハイマー病の根本治療が現実味を帯びてきました。 私たちは、これに備え、できるだけ早期に診断する体制を整える必要があります。また、その前に、アルツハイマー病にならないよう 危険因子 をできるだけ減らす努力が必要です。

第3回 Parkinson's Disease seminar in KAWASAKI

第3回 Parkinson's Disease seminar in KAWASAKIがweb開催されました。今回私が当番世話人でした。 第1回は こちら 。  第2回は こちら 。 新百合ヶ丘総合病院神経内科の大内崇弘先生から、集束超音波治療(Focused Ultrasound Surgery: FUS )について講演いただきました。新百合ヶ丘総合病院FUSセンターは こちら 。本態性振戦のコラムは こちら 。New England Journal of Medicineの論文は こちら と こちら 。Quick takeは こちら 。 順天堂大学脳神経内科の大山彦光先生からは、遠隔医療について。順天堂大学脳神経内科は全国からパーキンソン病患者が来るので、コロナ以前の2017年より遠隔医療に力を入れていました。 こちら 。外来とiPadの遠隔医療の併用は こちら 。3次元ホログラムを使った遠隔医療は こちら 。オンラインの神経所見は こちら と こちら 。COVID-19 pandemic下のMDS-UPSRSについて、患者と接触しない簡便法が従来法と相関ありと研究があるが、Movement Disorder Societyとして研究使用には推奨できないと、 こちら 。パーキンソン病患者のtelemedicineで、通院時間は診察時間よりはるかに長いのでメリットあり、 こちら 。私には頭が痛い... パーキンソン病ケアにおけるCOVID-19の総説は こちら 。厚生労働省のオンライン診療のサイトは こちら 。

[F-18]-Flutemetamol PETの全国調査の論文

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松田博史先生が中心に行われた、 18 F-Flutemetamol PETの論文がfrontiers in Neurologyに掲載されました 。

一陽来復

Our problems are man-made; therefore, they can be solved by man. Man’s reason and spirit have often solved the seemingly unsolvable. I believe they can do it again.  — John Fitzgerald Kennedy