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9月, 2010の投稿を表示しています

Stroke2013の運営会議

Stroke2013は日本医科大学第二内科が事務局ですが、そのコンベンションサービスや会場を決めるための会議がありました。Stroke2011は こちら 。

千葉県共用パス有志の会

東京湾岸リハビリテーション病院で開催された、千葉県共用パス有志の会に参加しました。2011年2月12日の千葉県全体の会議では、業種別の分科会の他、急性期・回復期・地域生活期といった横のつながりの分科会も開催されます。急性期は、第3回千葉県脳卒中急性期医療協議会として行うことにしました。

第2回千葉県脳卒中急性期医療協議会の議事録をアップしました

第2回千葉県脳卒中急性期医療協議会 の議事録をアップしました。 こちら から。

研究グループが著者の時、EndNoteでは...

この論文 のように論文の著者が研究グループの場合(例えばParkinson study group)、普通にEndNoteに入力すると、著者リストは、 Group PS (2002) Dopamine transporter brain imaging to assess the effects of pramipexole vs levodopa on Parkinson disease progression. JAMA 287 (13):1653-1661. というようになってしまいます。 そんなときは、「Author」のフィールドで、研究グループの後にカンマを付けます。例えば「Parkinson Study Group,」。すると、 Parkinson Study Group (2002) Dopamine transporter brain imaging to assess the effects of pramipexole vs levodopa on Parkinson disease progression. JAMA 287 (13):1653-1661. となります。長年使っているソフトなのに、今まで気づきませんでした...

EndNote X4が来た

EndNote X4 が到着。論文のPDFをインポートすると、レコードができます。これまでは手入力かコピー&ペーストでしたが、効率が違います。日本での購入は ユサコ から。

第2回千葉県脳卒中急性期医療協議会

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脳卒中協会千葉県支部主催で、第2回千葉県脳卒中急性期医療協議会を開催しました。第1回は こちら 。 千葉県救急医療センター小林繁樹先生からは、10月から本邦でも使用できるようになる、clot retriberについてご講演いただきました。。機械的に血栓を除去するわけで、線溶系を変化させない治療、tPAが脳梗塞発症3時間以内ですが、8時間以内と治療可能時間が延長。ただし、血管内治療専門医など研修を受けた医師に限られ、できる施設は限定。もし、その施設に患者が集中すると、大変なことになります... 千葉県循環器病センター小野純一先生からは、千葉県における脳卒中医療の現状についてご講演いただきました。地域差の他、多くの施設の神経内科・脳外科など脳卒中担当医が少ないスタッフで運営させていることが問題です。 議事録を完成させ、後日 こちらのサイト にアップする予定です。

XIX SYMPOSIUM NEURORAGIOLOGICUMのプログラム

 10月ボローニャで開催される、XIX SYMPOSIUM NEURORAGIOLOGICUMのfull programがupされました。 こちら から。私の 電子ポスター もupされました。  連休中に、井上ひさし著「ボローニャ紀行」を読みました。ボローニャ方式と呼ばれる地方自治、ボローニャ大学,ナチス・ファシストとの戦いなどの歴史がわかりやすく書かれています。旅行のガイドブックではありません。むしろ地方自治を考えるのに一読かも。例えば、 印旛脳卒中地域連携パス でも問題になっている厳しい介護の現場では、空いた公立施設の一室を安く提供し、企業が資金援助する。でもそのためには、地場産業が発達していることも必要です。

第3回千葉脳卒中地域連携の会

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ホテルポートプラザちばで開催された、第3回千葉脳卒中地域連携の会に参加しました。千葉県の脳卒中患者動向調査の打ち合わせがその前にあって、千葉県救急医療センター古口先生にお誘いを受けたのでした。県庁の山崎課長はその動向調査の報告、横山課長は医療と介護をつなぐ地域生活連携シートのお話がありました。パネルディスカッションでは、かかりつけ医や在宅スタッフの立場からのお話がありました。 印旛脳卒中地域連携パス の医療資源と比べると、千葉市は充実しています。介護と医療のコミュニケーションの困難が問題になりました。

Fighting Cascular Events in Chiba

 ホテルスプリング幕張で開催された、Fighting Cascular Events in Chibaに出席しました。  日本医科大学千葉北総病院の原行弘先生からは、NIRSを使ったシロスタゾールの機能的な脳血流増加を示した研究が紹介されました。単に脳全体の血流が増えるだけでなく、ある言語の課題で前頭前野の血流増加がシロスタゾール投与後、より増加したそうです。  九州医療センターの矢坂正弘先生からは、抗血栓療法についてのご講演がありました。本邦の脳梗塞の再発は10年以内に2人に1人、とくに心原性脳塞栓は75%と 報告 されています。血圧・糖尿病・ 喫煙 ・心房細動などのリスクコントロールが大事です。 日本人の心房細動は徐々に増えている そうな。ワルファリンでコントロールされていれば、再発しても小さく済みますが、 PT-INR 1.6以下だと大梗塞になってしまう そうです。CHADS2 scoreというのがありますが、 CHA2DS2-VASc score というのができたそうです。また、出血リスクについてはHSA-BLEDがあり、3以上で1年以内に3.7%が大出血。ワルファリンは納豆が禁忌だしコントロールが難しい症例もいますので、トロンビン直接阻害剤やXa因子阻害剤が期待されています。ただ、治療域はワーファリンより広いのでmonitoringは不要ですが、出血頻度はまだまだこれからだそうで。CSPS IIは、Lancet Neurolにpublishが決定。抗血小板剤の 併用ではやはり出血が増える 。  長崎大学永田泉先生からは、脳卒中治療全般についてのご講演がありました。特に無症候性頚動脈病変については興味深いお話が拝聴できました。Reviewは こちら 。吹田studyは こちら 。内頚動脈の 物理的なストレスがかかるところでプラークの破綻が起きやすい そうで。降圧が意味があるわけです。脳梗塞発症48時間以内はstatinの新規投与は避けた方がいいらしいです( こちら )。ただし、元々服用されている方では、止めたときのreboundがあるので続けた方がいいそうです。CEAのreviewは こちら 。statinの登場で、頚動脈病変に対する内科治療の成績は、過去のCEAに匹敵するレベルになったそうです。

千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第1回脳卒中部会

千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第1回脳卒中部会が千葉県医師会で開催されました。昨年度開催した 千葉県脳卒中連携の会 は、本年度は2011年2月12日に開催されることになりました。本日の議題のメインは、やはりかかりつけ医との連携。 印旛脳卒中地域連携パス ではかかりつけ医のご参加が多いのですが、連携退院時指導料はまだまだこれからです。

第5回神奈川県西部脳卒中地域連携懇話会

 東海大学医学部で開催された、第5回神奈川県西部脳卒中地域連携懇話会で 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) に関する講演をしました。日本医科大学千葉北総病院脳神経センターも、やっと 千葉県共用パス に移行できるめどが立ちました。InCliPSのサイトが、どうやら一般市民より連携パスに興味がある方がアクセスしているらしいというポスターは こちら 。  七沢リハビリテーション病院脳血管センターの山下俊紀先生からは、神奈川県の脳卒中地域連携パスについてのご講演がありました。昭和41年12月にできた全国初のリハビリ病院なんですね。神奈川県も全県パスが完成しています。かかりつけ医にパスが届かないことが課題なのは、千葉県も共通です。   武井内科医院 の武井和夫先生からは、開業医の立場からの脳卒中医療連携に関する講演がありました。パスは2つしか回ってきていない、そのうち一つは達筆で読めなかった... 脳卒中などでかかりつけの患者さんがどこかに入院しても連絡が来ないからわからない。在宅に移る際、医療資材の関係で事前に連絡が欲しい(PEGなど)。介護施設は千差万別。などなど、千葉県より遥かに医療資源が整っている神奈川県でも、脳卒中医療連携には問題山積でした。

赫彰郎理事長喜寿お祝いの会

タテルヨシノ銀座で開催された、赫彰郎理事長喜寿お祝いの会に出席しました。

第二回脳卒中地域医療連携パス講演会

 佐原商工会議所で開催された、第二回脳卒中地域医療連携パス講演会で抗血小板剤に関する講演をしました。 脳梗塞患者は2人に1人が10年以内に再発するという論文 があります。しかし、 急性期病院が選択した予防薬は、中止されてしまうことがある 。 抗血小板剤の中止は再発につながります 。ということで、急性期病院とかかりつけ医の連携が重要なわけです。 印旛脳卒中地域連携パス はリハビリテーション病院だけでなくかかりつけ医も多数ご参加いただいていますが、情報伝達の手段の確保と、知識の共有を目的にしています。clopidogrelとCYP2C19の論文は こちら と こちら 。これに反論したのが こちら 。cilostazolの大規模研究CSPSは こちら 。CSPS IIはまだ論文になっていませんが、 こちら に解説が。  千葉県立佐原病院の北崎等先生からは、千葉県立佐原病院の救急外来の現状についてご講演がありました。昨今の医療情勢で一時常勤医がかなり減少したそうですが、持ち直してきたそうです。  日本医科大学千葉北総病院の益子邦洋先生からは、ドクターヘリのご講演がありました。益子先生とは 君津中央病院での研究会 でご一緒させていただきました。よく、講演の後の質問で、「たいへん感銘を受けました。」というようなコメントがありますが、まさに感銘を受ける講演、演説といってもいいかもしれません、それほど印象的なご講演でした。本日も聴衆を引きつける熱いお話を拝聴できました。 前回の講演時 から進展したのは、ドラマのコードブルーを受けて、超党派の議員連盟ができたり、いわゆるドクターヘリ法ができたり、フライトドクター・フライトナースの育成が始まったことです。そして、国からの援助が多くなって自治体の負担が減ったため、ドクターヘリを運営する県が増えました。短期間にこれだけの人とお金を動かすのに、益子先生の講演があるわけで、一般の医師の講演と違うのは当然かもしれません。HEM-NETのサイトは こちら 。ちなみに、私たちが書いたドクターヘリの論文は こちら と こちら 。

佐原中央病院

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 第二回脳卒中地域医療連携パス講演会で佐原に行くことになりましたが、開催前に、 佐原中央病院 を見学させていただきました。 印旛脳卒中地域連携パス でもご協力いただいています。  日本医科大学千葉北総病院からのルートをカーナビは東関道を示していましたが、ここはあえて利根川沿いの利根水郷ラインを。極めてスムースで、距離はありましたが1時間ちょっとで到着しました。   佐原中央病院 は、リハビリテーションスタッフも増員され、充実したリハビリテーションができる体制です。在宅リハも対応できるそうです。各階のホールからは利根川が見え景色も良好。寝たきりの方でもベッドのままホールに出ていただき、脳を刺激するように工夫されていました。 そのあと、医療連携室の八角さんに、小江戸佐原をご案内いただきました。観光には こちらのサイト をご参照ください。  うなぎは山田屋、そばは小堀屋支店、ほていや菓子店、中村屋酒店のごま油など教えていただきましたが、明るいうちに来ませんと... 伊能忠敬旧宅もございます。

巨大病院ドキュメント 女たちの救急病棟24時 出動!ドクターヘリ&感動!

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昨日、TBSで「巨大病院ドキュメント 女たちの救急病棟24時 出動!ドクターヘリ&感動!」が放映されました。日本医科大学千葉北総病院が舞台です。今日の脳外科外来は大盛況だったそうな。 そしてweb site。私が作ったサイトで一番ユーザーが多いのは このブログ で50〜100人/日。ついで 私の研究を紹介するサイト で約40人/日。 日本医科大学千葉北総病院脳神経センターのサイト は約20人/日でした。ところが、昨日のユーザーは一気に400人。テレビの力恐るべし...

N Eng J MedのiPhoneアプリ

The New England Journal of MedicineのiPhoneアプリがでていました。 こちら から。私はiPod touch(first generation...)で使いますが、最近、iOS4じゃないと走らないソフトがでてきたので困っています。このソフトはiOS 3でOK。