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11月, 2010の投稿を表示しています

抗VGKC抗体

抗VGKC抗体については、 こちら 。Isaacs症候群などがありますが、臨床病型は多彩なんですね。

千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第2回脳卒中部会

 千葉県医師会で千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第2回脳卒中部会がありました。2011年2月12日の千葉脳卒中連携の会の大枠が決まりました。幕張メッセで開催されます。 印旛脳卒中地域連携パス の会議も兼ねます。  急性期部会は、 脳卒中協会千葉県支部 が共催し、第3回千葉県脳卒中急性期医療協議会を開催します。東京都済生会中央病院院長の高木誠先生をお招きし、脳卒中診療における「東京ルール」について解説いただきます。千葉県の脳卒中救急の改善にも応用できるお話を拝聴できるのではないかと思います。

World Stroke Day 2010

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World Stroke Organizationより、“One in Six” campaignのメールが来ました。「生きている間に6人に1人が脳卒中になる、あなたもかも!」というもの。詳細は こちら から。

第5回印旛認知症市民公開講座

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山﨑山洋印西市長、印旛市郡医師会長遠山正博先生をお招きして、第5回印旛認知症市民公開講座を開催しました。講師は 浴風会病院 院長吉田亮一先生にお願いしました。今年も300名以上の参加者がありました。開催にはエーザイの社員の皆様と、印西市地域包括支援センターにご協力いただきました。 印旛日本医大駅からは、日本医科大学千葉北総病院まで無料バスが出ているのですが、到着まで10分くらいあったので、歩いて向かいました。

第38回日本頭痛学会総会 2

 本日も日本頭痛学会です。座長をしたセッションでは、解離性動脈瘤・側頭動脈炎・carotidynia・大動脈炎症候群硬膜動静脈瘻といった、血管に問題がある頭痛でした。この分野は、神経内科医と脳外科医の、院内の横のつながりが重要です。  午後は認知症市民公開講座があったので、移動しました。

第38回日本頭痛学会総会

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 第38回日本頭痛学会総会が始まりました。日本医科大学第二内科の片山泰朗先生が会長です。下の写真は、昨日の会長招宴の模様です。  私たちは分娩後の脳深部静脈洞血栓症の症例を報告いたしました。脳静脈洞血栓症は若年性脳梗塞の1〜2%と言われ、脳深部静脈洞血栓症の致死率は10〜20%と見逃せない疾患です。まずはそれを疑うことが重要です。画像診断では、脳血管撮影やMRIによるvenographyが有用です。ただし、解剖学的正常変異との鑑別が難しかったり、静脈洞内のくも膜顆粒、隔壁、fenestrationとの鑑別が困難な場合があります。東海大学の下田雅美先生からは、通常のCTやMRI上の、direct thrombosed vein sign(DTVS)についての発表がありました。急性期はT2*(赤色血栓)・DWI(fibrin重合による拡散制限)、亜急性期はT1高信号・T2*・DWIが診断効率の向上につながります。出血性梗塞など続発する脳病変の近傍の静脈にも注目すべきとのことでした。

脳卒中懇話会

ウィシュトンホテルユーカリで開催された、脳卒中懇話会で、抗血小板剤に関する講演をしました。抗血小板剤など脳梗塞予防薬は継続が大事なのです。

何があるんでしょうね

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明日 こちら でなにかがあるそうな。

印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS)は完全に千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました

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 本日、旧 InCliPS フォーマットを使用した最後の患者さんの転院があり、日本医科大学千葉北総病院も、完全に千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました。11月1日より千葉県共用パス作成システムの運用が開始され、11月1日以前に転院先が決まっていた方は古いフォーマットを使用しておりました。東京女子医科大学八千代医療センターと東邦大学医療センター佐倉病院は昨年すでに千葉県共用パスに移行していたので、今後InCliPSで新規に発行される脳卒中地域連携パスはすべて千葉県共用パスになります。  これまでのInCliPSの歴史は、 こちら をご覧ください。

日本医科大学千葉北総病院

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第50回日本核医学会学術総会

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大宮ソニックシティで 第50回日本核医学会学術総会 が始まりました。 放医研からは、ドパミンD2/3受容体のhigh affinity siteに結合する[C-11]MNPA PETの研究がいくつか出ていました。内因性ドパミンに親和性の高いhigh affinity siteと親和性の低いlow affinity siteが6:4くらいであるそうな。 若手研究者により分子イメージング工学への提言と題したシンポジウムがありました。放医研の長縄美香先生の講演以外は私の理解の範囲を超えておりました... 午後のシンポジウムは脳の核医学と形態診断について。脳卒中については、急性期はかつてはSPECTなども使われていましたが、今はCT/MRI。tPA適応例では異常がないことを確認するため。したがって、神経学的所見が診断には重要なのです。核医学は慢性期の手術適応決定などに用いられています。てんかんでは、東京医科歯科大学成相直先生からPETでの焦点診断が提示されました。認知症診断では、最近MRIのvolumetryが盛んに用いられていますが、それが正常ならアルツハイマー病を否定できるわけではありません。volumetryのソフト、VSRADだけで認知症脳ドックをやっている施設があるらしいのですが、言語道断。でもMRIは認知症でもパーキンソニズムでも鑑別診断には有用です。

千葉北脳卒中地域連携パス研究会世話人会

日本医科大学千葉北総病院で千葉北脳卒中地域連携パス研究会世話人会を開催しました。 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) の会議、千葉北脳卒中地域連携パス研究会の日時、議題を話し合いました。

Hokusoh HEMS

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平成22年宇中・宇高同窓会東京支部総会

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ゆうぽうとで開催された、平成22年宇中・宇高同窓会東京支部総会・懇親会に出席しました。同級生の枝野幸男先生にもお会いできました。普段会えない業種の人脈が作れるのでした。

日本医科大学千葉北総病院病診連携の会

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 日本医科大学千葉北総病院病診連携の会に出席しました。  千葉県健康福祉部健康福祉政策課政策室の杉戸一寿先生からは、千葉県保健医療計画についてのご講演がありました。千葉県は医師・看護師不足、医療機関も不足、地域差も激しく、医療には大変な問題を抱えています。行政の役割が大きいわけです。そのひとつが医療連携システムの構築。行政・医師会と現場が協力してシステムを構築した自治体はそうないと思います。  日本医科大学千葉北総病院内科の江本直也先生からは、日本医科大学千葉北総病院の地域連携パスの実績の報告がございました。私たちの 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) は順調に運営され、今月から千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました。  そのあとは、懇親会です。医療連携では、懇親会が大事なのです。

MDS-UPDRSのDVDが到着

The Movement Disorder Society より、MDS-UPDRSのDVDが届きました。 ここ にアップされていますが、non-menberは有料です。 2008年の学会、ICPD 2008で発表された ものです。各国版もThe Movement Disorder Societyから出すとお聞きしていましたが、その後どうなったんでしょうね。