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Neurology Joint Conference

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ペニンシュラ東京でNeurology Joint Conferenceが開催されました。東京大学と日本医科大学の神経内科のジョイントです。近くということで... 日本医科大学西山康裕先生からは、脳卒中について。Stroke Care Unitも新しくなって、今年ついに救急車の到着場所が変更、ますます動線が短くなりました。全例登録しデータベースを作成していて、多施設共同研究も多数走り出しました。血管内治療の研究は こちら 。 日本医科大学永山寛先生からは、パーキンソン病の精神症状について。dopamine dysregulation syndromeとimpulse control disorderの違い( こちら と こちら )、 うつとimpulse control disorder 、 アパシー など。永山先生の論文は こちら 。 東京大学岩田淳先生からはアルツハイマー病。J-ADNIとUS-ADNIを比べると、US-は男性多く、大卒が多いと。Manoらの論文は こちら 。 東京大学清水潤先生からは、封入体筋炎と多発筋炎。多発筋炎は皮膚筋炎に比べ少なく、放置されると封入体筋炎に。こうなると治療抵抗性、早期診断を研究中と。筋炎の分類は こちら 。Ikenagaらの論文は こちら 。

Frontiers in Pharmacologyの論文

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Frontiers in PharmacologyにアデノシンA1受容体の加齢変化の論文が受理されました。 こちら 。open accessなので無料で閲覧可能です。

フィコンパ発売1周年記念講演会

フィコンパ発売1周年記念講演会がベルサール八重洲で開催されました。 国立循環器病研究センターの田中智貴先生からは脳卒中後てんかんについて。田中先生のPlosOne論文は こちら 。European Stroke Organisationのガイドラインは こちら 。 京都大学臨床神経学の松本理器先生からは、抗てんかん薬の使い分けについて。JAMAのレビューは こちら 。perampanelのミオクローヌスでの効果は こちら 。自己免疫性脳症の診断は こちら と こちら 。 横浜市立大学生理学の高橋琢哉先生からは、AMPA受容体の画像化。てんかん例は側頭葉で増加。統合失調症では前頭葉で低下。 こちら など、様々な研究が進行中。

第13回N-Pネットワーク研究会

第13回N-Pネットワーク研究会がホテルモントレ横浜で開催されました。 第7回は こちら 。 昭和大学藤が丘病院の高橋聖也先生からは、視神経脊髄炎の1例。四肢の異常感覚から発症し神経内科から精神科に紹介され身体表現性障害と診断されたが、その後膀胱直腸障害も出現し脊髄病変が疑われたため、昭和大学藤が丘病院脳神経内科に紹介されました。身体疾患を見逃さないようにしなければなりません。 放射線医学総合研究所の島田斉先生からは、アミロイド・タウなどmisfolded protein PETを用いた臨床診断について。とは言っても、pitfallだらけ... MRIで海馬の萎縮があってもアルツハイマー病じゃない(特に高齢者では嗜銀顆粒性認知症)、海馬の萎縮がなくてもアルツハイマー病、アミロイドPET陽性でもアルツハイマー病じゃない、などなど... バイオマーカーも大事だし、長期フォローでの検証も大事。 Moriyamaらの論文は こちら 。MRIや脳血流、MCIやアルツハイマー病初期で正常域のことはよくある。 Primary age-related tauopathy (PART)は こちら 。加齢によってタウが溜まるが、これも機能低下に関連...

「森の病院」  成田リハビリテーション病院

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 有給休暇を利用して、 成田リハビリテーション病院 を見学させていただきました。詳しくは web site をご覧ください。 院長は日本医科大学千葉北総病院時代にお世話になった、小林士郎先生。 正面玄関から、建物の美しさに圧倒されます。 設計は 隅 研吾 東京大学教授(隈研吾建築都市設計事務所主宰)。2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場となる国立競技場の設計などご高名な建築家。成田空港近郊の自然と協和し、「森の病院」と名付けました。 この壁の木は、腐らないよう特殊塗料が塗られているそうです。 目の前は成田空港の土地。季節の移ろいが楽しめるそうです。 患者さん・ご家族のお顔はモザイク処理させていただいています リハビリテーション室は大きく、明るいです。9単位可能。新病院ですが、リハビリスタッフはグループの新八千代病院で経験を積まれたスタッフたち。 すでに様々なリハビリテーション機器が用意されていますが、さらに新しい試みも小林院長はお考えのようです。 リハビリテーションにも使われる中庭

平成29年度『医療連携懇親会』

川崎日航ホテルで平成29年度『医療連携懇親会』が開催されました。 今回は開院80周年ということで、OBの先生方も多数いらっしゃいました。

AD Expert Meeting in Yokohama

AD Expert Meeting in Yokohamaが崎陽軒本店で開催されました。 順天堂大学本井ゆみ子先生からは、認知症の医療連携。東京都は認知症疾患医療センターが主体になって、認知症初期集中支援チームも運用。 札幌医科大学下濱俊先生からは、認知症疾患診療ガイドライン2017について。根本治療については こちら 。

第35回日本神経治療学会総会

大宮ソニックシティで第35回日本神経治療学会総会が開催されました。発表があるので、Neuroscienceは途中で帰国したのでした... 私は認知症ケア回診の実情を報告しました。2016年度、日本医科大学武蔵小杉病院全入院の、約1割が対象でした... 教育講演が多いので、知識の整理になりました。

Neuroscience 2017

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Walter E. Washington Convention Centerで、Neuroscience 2017が開催中です。11月16日から神経治療学会の発表があるので、途中で帰国しました... でもこの学会は一番好きです。聞いたことがない話がたくさん聞けますし、情報も収集できる。例えば、代謝型グルタミン酸受容体の演題がズラーっと並ぶ。いろんな分野の人達から質問を受けたり議論ができる。 最初の国際学会も、このNeuroscience(1996年)でした。あ、同じワシントンのこの会場。Neuroscience 2009は こちら と こちら と こちら 、 こちら 、 こちら 、 こちら 。2011は こちら 、 こちら 、 こちら 。2015は こちら 、 こちら 、 こちら 。 この学会もアプリが配布され、Twitterと連動していました。#SfN17 @mmmishinaで検索してください。 SNS投稿用のページ も用意されています。 抄録は こちら からダウンロードできます。以前は電話帳のような分厚い抄録集数冊を受け取り、日付ごとに持ち歩いていました。今はアプリ。あまりにも演題が多いので、いくつかのおすすめルートまであり。 アプリのハウツービデオ もアップしてあります。 レクチャーでは、同時通訳ならぬ同時字幕スーパーが用意されていました。この学会でレクチャーするような先生方は、ネイティブ以外でもわかるようにプレゼンされますが、ちょっと聞き取れなかった時に、視線をずらすと答えがあるというのは助かりました。 夜は零下でした... フランクリンパークのフードトラック Del Frisco's Double Eagle Steak House。先輩方とお食事しました。お値段はりましたが、肉もシーフードも一流。

Dementia Summit 2017

虎ノ門ヒルズフォーラムでDementia Summit 2017でした。認知症診療ガイドライン2017の解説です。 東京医科大学高齢総合医学分野の羽生春夫先生からは、予防の観点から。 東京医科歯科大学脳統合機能研究センターの朝田隆先生からは、非薬物療法。 鳥取大学脳神経内科の和田健二先生からは薬物療法。 糖尿病、サルコペニア・フレイル、薬物療法のアルゴリズムなどについて議論されました。

川崎南部認知症医療連携セミナー2017

川崎南部認知症医療連携セミナー2017が日本医科大学武蔵小杉病院で開催されました。 メディキャスト株式会社厚生政策情報センターの池田利彦先生からは、2018年の診療報酬と介護報酬ダブル改定について、解説がありました。かかりつけ医機能が浸透しませんが、24時間対応がネックになっている。 かわさき記念病院 の福井俊哉院長からは、認知症専門病院としての病院紹介がありました。日本医科大学武蔵小杉病院は川崎市の 認知症疾患医療センター ですが、閉鎖病棟がないため、BPSDが重度の場合はかわさき記念病院にお願いしています。

第21回Neurology SPECT定量検討会

第21回Neurology SPECT定量検討会がステーションコンファレンス東京で開催されました。 過去のNeurology SPECT定量検討会のブログは こちら 。 日本医科大学神経内科の須田智先生からは、脳卒中後の認知症について。 横浜総合病院神経内科の山崎高史先生からは生活習慣病とアルツハイマー病について。 大阪大学健康発達医学寄附講座の島村宗尚先生からは、メタボと認知症についての基礎研究。PNASの論文は こちら 。 東京医科大学高齢総合医学の羽生春夫先生からは、糖尿病性認知症・フレイルについて。Eur J Nucl Medの論文は こちら 。 昨今、アルツハイマー病と血管性認知症の類似性が注目されています。 第22回Neurology SPECT定量検討会は私が当番世話人です。キーワードは「technology」で、企画します。2018年10月27日(土)、ステーションコンファレンス東京で開催です。多数のご参加、お待ちしております。

専門職向け公開講座 地域ケアの実現に向けて 第27回

専門職向け公開講座 地域ケアの実現に向けて 第27回が日本医科大学武蔵小杉病院講堂で開催されました。 演者は日本医科大学医療心理学の野村俊明先生。高齢の受刑者のお話でした。医療刑務所や社会復帰促進センターでのご経験と調査から、高齢の受刑者の増加、学歴はあまり高くなく、認知機能が著しく低い一群がいらっしゃる実態がわかりました。しかし、欧米と比べると、日本の受刑者高齢化率は突出していると。応報刑か社会復帰のためか、刑罰の目的の違いがあるからと。つまり、犯罪を冒した時、判断能力があるアルツハイマー病だったとして、刑務所に入ってからドンドン認知機能悪化が進行するようなケース、社会復帰が目的だとすると刑務所にいる意味がないわけです... 罪が決定してから、アルツハイマー病とわかっても、刑務所の医務官が意見してはいけないと。ただひたすら刑期が過ぎるのを待つのだそうです...

中原区医師会合同常会

ホテル精養軒で中原区医師会合同常会がありました。 学術講演会では、久里浜医療センターの横山顕先生から、アルコール代謝酵素の遺伝子多型と疾患について、でした。 ご著書はこちら。 アセトアルデヒドは毒性が強く、この代謝酵素ALDH2・ADH1Bの活性の違いにより、アルコール依存、がんなどのリスクが異なると。

平成29年度第1回認知症疾患医療連携協議会合同会議

中原区役所で平成29年度第1回認知症疾患医療連携協議会合同会議がありました。ま、会議ですので、認知症に関わる様々な事項が議論されました。 認知症アクションガイドブック(川崎市認知症ケアパス)は こちら 。 「認知症の人の社会共生と課題解決」のための学生による国際交流・共同研究プロジェクトは こちら 。 認知症が進行すると金銭管理ができなくなりますが、生活するにはお金が入ります。その管理を、成年後見人などが代理でやるわけです。しかし、正式に決まるまで時間がかかる。その間、地域包括センターや事業所の方々は困ってしまう。 その間だけでも金銭的サポートができるような制度が必要ということでした...  認知症サポート金融みたいなのは、危険が匂いもしますし...

日本医科大学武蔵小杉病院公開講座

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日本医科大学武蔵小杉病院公開講座で、パーキンソン病の講演をしました。 大脳基底核の仕組みはこちらの本をご参照ください。 リラックスして、シュンと手がでる様子、モハメドアリのKOシーンはこちら。 パーキンソン病の治療をいくつか紹介しましたが、プラセボ効果がパーキンソン病ではあるので、信じることが大事です。 終了後、たくさん質問をいただきました。

第57回日本核医学会学術総会

パシフィコ横浜で 第57回日本核医学会学術総会 が開催されました。 放射線科を中心に様々な診療科、職種が集合します。いつも方法論が勉強になります。 私は、パーキンソン病の代謝型グルタミン酸受容体1型PETの発表でした。 横浜が会場で職場に近いため、逆に出席できる時間が少なかった... 外来やら夜間救急当番やら、休まずやってしまった... 来年は沖縄。

Joint Meeting 千駄木

Joint Meeting 千駄木が日本医科大学橘桜会館で開催されました。 何がジョイントかというと、旧第二内科は神経内科と腎臓内科が一緒の医局で、今は分かれたのですが、また一緒に勉強しましょ、ということです。 東京女子医科大学血液浄化療法科の花房規男先生からは、リンについて。 透析患者は高リン血症になりやすいのですが、高蛋白食が望ましいので、リンの摂取も多くなる。また、慢性腎臓病は血管石灰化を介して死亡リスクが増大、そこで、chronic kidney disease-mineral and bone disorder(CKD-MBD)という概念が作られました。で、CKDの骨ミネラル代謝異常がリン蓄積が関与していて、リンを適正に補正すると予後が良いというエビデンスが出てきました。 Q-Cohort Studyは こちら 。高リン血症は脳出血、低いと脳梗塞と(低い方は低栄養のため?)。 リンはATPなどエネルギー代謝などに関与するもの、美味しい成分。でリンは食品添加物に多いそうで。食品成分表を見る習慣をつけると、食品添加物を避けるようになり、予後良好。 こちら 。 透析患者も口腔ケアで予後良好、 こちら 。 低温透析で白質病変進展予防。 こちら 。 Ca非含有のリン吸着薬の方が予後良好。 こちら 。 聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センターの植田敏浩先生からは、脳梗塞急性期の血行再建について。血管内治療のエビデンスが揃い、時短がキーワードですが、植田先生のところは重症例ではperfusion画像などで血流を評価し、適応を決めているそうです。植田先生の論文は こちら と こちら 、 こちら 、 こちら などなど。 HERMESは こちら 。 いつも二つ返事で患者さんをお引き受けいただいています。総合病院にはない、フットワークの軽さが、超急性期脳卒中には大事です。

第10回文京脳卒中マネジメントフォーラム

第10回文京脳卒中マネジメントフォーラムがホテルメトロポリタンエドモントで開催されいました。10年続いたこの研究会も、今回が最後となりました。 第4回は こちら 。第5回は こちら 。第6回は こちら 。第7回は こちら 。 順天堂大学・東京医科歯科大学・東京大学・日本医科大学の神経内科の中堅が世話人となり、自分たちが聞きたい演者をお二人お招きする勉強会でした。クロージングの東京医科歯科大学三條伸夫先生のご挨拶でこれまでの演題をプレゼンいただきましたが、それぞれの時代を象徴する内容が並んでいました。 今回は、まず、岩手医科大学神経内科・老年科の米澤久司先生からは、ファブリー病についてのご講演でした。ファブリー病については こちら もご参照ください。提示された症例は、酵素補充療法開始直後、脳梗塞再発がありました。しかしその後も継続した結果、脳血流SPECTにより改善する経過を可視化されました。この治療は粘りが大事なようです。 北海道大学脳神経外科の寳金清博先生から、細胞療法についてのご講演。iPSではなくbone marrow-derived stem cell(BMSC)を使用するメリット、2001年から始まった新しい治療法を確立するための道筋など、多岐にわたる内容でした。 reviewは こちら 。 RAINBOW研究は こちら 。 TREASURE研究は こちら と こちら 。 ちょうど昨日、フジテレビのアンビリバボーが 放送20周年の特集 、最後が、ポンペ病のファブラザイムでした。Pompe病の姉弟の父が、経営のプロという立場から創薬に関わり治療法を実現したという内容。5歳と余命宣告されたお二人、存命し、キャンパスライフを楽しんでいます。しかしながら、治療法開発というのは本当に大変な事業です。細胞療法も実現させていただきたいと思いました。ポンペ病・ファブリー病のような希少疾患も治療法が開発されると予後が劇的に改善します。最近リュープリンが球脊髄性筋萎縮症の進行予防に認可されました。私たち神経内科医は、今治療法がない疾患でも、きちんと診断しフォローすることが重要です。

第33回ブレイン・ファンクション・イメージング・カンファレンス

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神戸ポートピアホテルで第33回ブレイン・ファンクション・イメージング・カンファレンスが開催されました。 東邦大学医療センター大森病院放射線科の水村直先生は、microsphare法やautoradiography法など、SPECTによる脳血流定量法についてレヴューされました。それぞれ一長一短あります。本邦でのこの分野の進歩は、かつて秋田脳研にいらっしゃった先生方の精力的なご研究によることが大です。 岡山大学脳神経外科の菱川朋人先生からは脳血管手術の周術期におけるSPECTの役割について講演がありました。JET studyに象徴されるバイパス術の他、CEA・CAS後の過還流の予測にも。 順天堂大学放射線科の鎌形康司先生からは、MRIによるコネクトームについて。神経細胞の構造を元にした Brodmannの脳地図 と一致した結果であったこと、その他の新たな領域が見つかった。 北海道大学放射線診断科の工藤與亮先生からは、O-17をMRI造影剤として用いた研究。安定同位体であり安全、しかし天然存在比が非常に低いので高価... 脳血流・酸素代謝が評価できます。 放射線医学総合研究所脳機能イメージング研究部の島田斉先生からは、認知症の画像診断のピットフォールについて。MRIで海馬の萎縮があっても嗜銀顆粒性認知症、アミロイド蓄積していてもレヴィ小体型認知症、など。画像は診断を示しているのではなく、病態を表していると。 名古屋大学医学部附属病院医療技術部放射線部門の藤田尚利先生からは、脳血流の統計画像について。香川県立中央病院神経内科の森本展年先生からは進行性核上性麻痺の症例提示。富山大学脳神経外科の柏崎大奈先生からは、慢性脳血管障害でのSPECTについて。 国立長寿医療研究センターの鷲見幸彦先生からは、SDAF-PET研究に代表される、認知症診断としてのFDG PETについて。認知症もそうですが、パーキンソニズムの鑑別も、FDG PETが最強と私も思っております。 国立精神神経医療研究センター脳病態統合イメージングセンターの松田博史先生からは、DAT-SPECTの健常者データベースのご講演でした。世界最多のデータ数。線条体の加齢変化のデータとしても貴重です。 名古屋大学脳とこころの研究センターの渡辺宏久先生からは、加齢とパーキンソン病のPE

The 23rd World Congress of Neurology 2017

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The 23rd World Congress of Neurology 2017 と合同開催の 第58回日本神経学会学術大会 が国立京都国際会館で開催されました。 9月17日のオープニングセレモニーは、秋篠宮殿下妃殿下のご臨席。この日は台風18号が直撃でした。しかし奇跡的に雨は降らず、セレモニー終了後に豪雨となりました。 学会中に学んだ注目論文は以下の通り。 本態性振戦に対するFocused Ultrasound Thalamotomyは こちら 。 柴崎浩先生のNegative myoclonusは こちら 。 DLBの新しい診断基準は こちら 。これまでのDaTSCANに加え、MIBG心筋シンチが加わりました。また、脳血流・代謝のCingulate Island Signも。 こちら と こちら 。 パーキンソン病に対する向精神病薬はリスキー。 こちら 。 CIDPの診断基準(EFNS/PNS)は  こちら 。桑原聡先生の論文は こちら と こちら 。MMNは こちら 。 magnetic resonance neurography は こちら 。Root hypertrophy。CIDPの3週ごとのIVIgでのメインテナンスは こちら 。 ポスター二つ出しました。本当はこのように並んでプレゼンしたかったのですが、実際はトイ面でした... 9月18日朝、嵐山を散歩しました。 渡月橋。台風一過、桂川は濁っています。 天龍寺。紅葉はもうちょっとですが、さすが世界遺産、苔が美しい庭です。 天龍寺北口から竹林。 常寂光寺近く。少しだけ紅葉。 常寂光寺仁王門。台風が緑を美しくしました。早朝なのに折れた枝など落ちていない。さすが日本のおもてなし。 学会場に向かう頃、観光客が徐々に。嵐山は早朝でんな。

第15回脳核医学画像解析研究会

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ベルサール八重洲で第15回脳核医学画像解析研究会が開催されました。 アルツハイマー病のコミュニケーションについて講演しました。 SPECTなど検査で、アルツハイマー病の方は途中で動いてしまう場合があります。あるいは、お約束の時間にいらっしゃらないことがあります。どうしてそうなってしまうのか、どうすれば予防できるかを講演しました。いつものように、reality orientationとvalidation therapyが中心になります。 浜松医科大学精神医学講座の山末英典先生からは、自閉症とオキシトシンについて講演がありました。点鼻薬が良さそうです。投与方法・投与期間が検討中。しかし、自主輸入は問題と。どうも、性の嗜好が変わるなど、検討すべき課題が残っているそうです。 Brainの論文は こちら 。 endophenotype-associated surrogate endpoint (EASE)は こちら 。

AAIC 2017 最終日

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AAIC 2017は本日で終了です。アルツハイマー病の学会は久しぶりでしたが、やっぱり学会に来ると、世界の傾向がつかめますね。 Tau PETは臨床研究のツールとして地位を確立した感があります。ただ、MAOへの非特異結合やstatic scan・SUVRの不安定さの問題があるにもかかわらず、突き進んでいます... 長期フォローや大規模研究が当たり前になっています。 大規模研究ではアミロイド・タウ・ブドウ糖代謝のPET。MRIのvolume metry・髄液も。目新しいものは出て来ていませんでした。 DLBの診断基準が変わって再度注目の分野ですが、治療で認可されているのは日本のドネペジルのみなんですね。今回PiB集積が、DLB common formとADで差がないと報告しました。タウPETは違うようです。 画像解析、皆さん FreeSurfer 使ってますね。 学会場がロンドン東の外れ、Excel Londonだったので、ホテルは歩いて会場に行けるDouble Treeにしました。運河沿いに歩いて行くとすぐ。ただ、周りに何もない。とはいっても、線路の反対側、高校の前にお店がありますし、もうちょっと歩くとフィッシュ&チップスの店もあります。Excel Londonで水など仕入れてもよし。 Excel Londonは観光の地域からはかなり離れています。学会でオイスターカードをいただいたので、Google Mapを駆使してレストランなどに移動しました。 St. James's Park。ロンドンは公園も素晴らしいです。暑い日も、木陰は涼しい。 ウエストミンスター寺院は、夕方は閉まってます... 今回パソコンは持参せず、iPad Proで通信の多くを対応しました。Apple SIMでEEと契約。30 day 1 Gb 10ポンド。ホテルもExcelもWifi飛んでるので、500Mbも使ってないです。街中でGoogle Mapが使えるので便利。

AAIC 2017

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Excel LondonでAlzheimer's Association International Conference 2017が始まりました。2006年マドリードで開催されたICAD以来の参加です。 私は、 11 C-PiB PETでレヴィ小体病、特に、レヴィ小体型認知症普通型とアルツハイマー病に分布の差があるかを検討したものを発表しました。結局差は見出せませんでした。久しぶりのメジャー放射性薬剤PETとメジャーな疾患、質問が結構きました。

生活習慣病と認知症を考えるWeb講演会

生活習慣病と認知症を考えるWeb講演会で認知症の講演をしました。

第13回若手神経内科医のためのPD診療実践ワークショップ

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崎陽軒本店で第13回若手神経内科医のためのPD診療実践ワークショップが開催されました。昨年の模様は こちら 。

ハッピーフェイスセミナー in 横浜 2017

ホテルプラムでハッピーフェイスセミナー in 横浜 2017が開催されました。

これからのパーキンソン病治療を考える会

二子玉川エクセルホテル東急でこれからのパーキンソン病治療を考える会が開催されました。

第221回日本神経学会関東・甲信越地方会

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砂防会館で第221回日本神経学会関東・甲信越地方会でした。相変わらず厳しい議論が交わされています。ここで、関東の神経内科医は鍛えられるのでした。

柏市・我孫子市・野田市 アデノシン受容体を考える会

ザ・クレストホテル柏において柏市・我孫子市・野田市 アデノシン受容体を考える会が開催されました。

第2回御茶ノ水心脳連関カンファレンス

第2回御茶ノ水心脳連関カンファレンスが山の上ホテルで開催されました。

第23回帝京大学溝口病院脳卒中センターカンファレンス

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第23回帝京大学溝口病院脳卒中センターカンファレンスで、脳卒中の「時短」について講演いたしました。まもなく新病棟がオープン。

Synapse: パーキンソン病におけるアデノシンA1受容体の論文が受理されました

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パーキンソン病におけるアデノシンA1受容体の論文が受理されました。2013年に書き始めていたのですが、negative studyだったこともあって考察に苦慮しました... こちら 。

図説 神経機能解剖テキスト

図説 神経機能解剖テキストが出版されました。私は錐体外路の担当。「錐体外路は実存しない。」ことは明記させていただきました。原稿書いたの、2013年でしたが、世に出てよかったです...

神奈川県看護協会 医療安全情報 NO.21 身体拘束ゼロを 目指して Part2

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神奈川県看護協会 医療安全情報 NO.21 に、日本医科大学武蔵小杉病院の認知症ケアチームの活動が紹介されました。

川崎市南部認知症診療について考える会

川崎日航ホテルで 川崎市南部認知症診療について考える会 が開催されました。

purple day

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平成28年度第2回 認知症疾患医療連携協議会合同会議

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中原区役所において、平成28年度第2回 認知症疾患医療連携協議会合同会議が開催されました。

Stroke 2017

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大阪国際会議場で、 脳卒中学会 が始まりました。 今回のキーワードは、「時短」。

パーキンソン病の連携を考える会

新横浜グレイスホテルにおいて、パーキンソン病の連携を考える会が開催されました。今回は整形外科と神経内科のコラボ。

これからの認知症を考える会

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日本医科大学武蔵小杉病院で「これからの認知症を考える会」が開催されました。

認知症公開講座2017「~認知症を正しく理解し寄り添う地域づくり~」

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すみだ生涯学習センター において認知症公開講座2017が開催され、アルツハイマー病の非薬物療法について講演させていただきました。

第4回東京脳卒中チームケア研究会

 大手町ファーストスクエアカンファレンスにおいて、第4回東京脳卒中チームケア研究会が開催されました。

ファブリー病学術講演会

ホテル精養軒でファブリー病学術講演会が開催されました。

かかりつけ医のための認知症講演会

ホテルプラムでかかりつけ医のための認知症講演会が開催されました。

レミニール横浜支店Web講演会

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レミニール横浜支店Web講演会でBPSD予防の講演をしました。

Dementia Summit 2017

虎ノ門ヒルズフォーラムでDementia Summit 2017が開催されました。

Expert Meeting for stroke secondary prevention

ホテルニューオータニでExpert Meeting for stroke secondary preventionが開催されました。

老年精神医学雑誌 第27巻第12号 の総説

老年精神医学 雑誌第27巻第12号に「血管性認知症の診断はどうすべきか」と題した総説が掲載されました。

明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます。