投稿

2010の投稿を表示しています

日本医科大学千葉北総病院第二内科の忘年会

イメージ
銀座の 過門香 で日本医科大学千葉北総病院第二内科の忘年会がありました。紹興酒を飲み過ぎた... 今日で日本医科大学千葉北総病院の勤務は終了でした。 この写真はPhotoshopで合成しております

うかい亭

銀座の うかい亭 で会食でした。アワビとステーキが絶品でした。

FA-EX1S到着

イメージ
  先日の忘年会 で、NEX-5にSEL18200を装着して標準装備のフラッシュを使うと、望遠レンズの影でケラレを生じた例をお見せしました。  それを解決するフラッシュのアダプターのFA-EX1Sが到着しました。  SEL18200とFA-EX1Sなしのフラッシュ装着の図。これだけレンズが長くなり、近距離を撮れば、フラッシュが望遠レンズの影になるのは当然。  FA-EX1Sを装着すると、フラッシュが前方かつ上方に移動します。  NEX-5にSEL18200を装着し、フラッシュなしの撮影。  SEL18200とFA-EX1Sなしのフラッシュ装着の撮影。レンズの影で暗くなっています。  FA-EX1Sを使ったときの撮影が下図。これでも下にちょっとケラレ残ってますね。  というわけで、SEL18200を購入予定でフラッシュを使う方は、FA-EX1Sを同時購入をお勧めします。フラッシュを使わなければ不要です。それなりの光量があれば、フラッシュなくても撮れますし、RAWで撮っておけばPhotoshopなどで明るくできます。赤目もなし。  NEX-5は広角レンズキットを購入したので、3倍ズームのSEL1855は持っていないのですが、SEL1855があれば、こんなことにはならないんでしょうね。ダブルレンズキットにしてもよかったなあ... エクステンダーFA-EX1S(EXケース付き)... 価格:2,205円(税込、送料別) 【12月27日再入荷】デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズSEL18200 価格:79,800円(税込、送料別)

iPod touchがiOS 4になったのでFileMaker Go for iPhoneを買いました

私のiPod touchは第1世代でしたから、iOS 4が使えませんでした。そうすると、使用できないアプリが目立つようになってきました。そんな中、 医局から第4世代をプレゼント 。マイクやスピーカも付属し、Shazamなども使用可能。 そして、 FileMaker Go も使用可能に。かつてPalm OS上でFile Maker Mobileが使えましたが、データベースにパスワードはかけられなかったし、レイアウトも限られていました。FileMaker Goではそのままのレイアウトが使用可能、一部のスクリプトが走らないだけです。アカウントとパスワードもパソコン上のFileMakerと同じ。 パソコンのFileMakerをコピーできるけど、iPod touch内のデータベースとパソコン内のデータベースを同期することはできません。でも入力後のデータベースを保存しパソコンに移すことは可能で、それをパソコン内のデータベースにインポートする形ですね。 NIHSSをiPod touch内で入力することができるようになりました。効率よく入力するには、iPod touch用にレイアウトを変更する必要がありますね。 FileMaker Go for iPadがあると、iPadも使い道が増えますな。パソコンのデータベースと同期できるようになるといいのですが... 

東京スカイツリーと富士山

イメージ

Macでnav-u3の地図を更新

 nav-uの地図を更新しました。2回目です。Macで更新、とはいっても、WINDOWSがないとアップデータは走りません。Parallels DesktopでWindows XPを起動し、アップデートしたのです。でも今回は、USBの接続がうまくいかないことがありました。抜き差ししているうちに認識しましたが。  今回の更新では、高速道路のオービスの存在を教えてくれます。今は、「自動速度取締路線」などオービスの存在を示す看板が2回くらい出てきますけど。オービス直前でブレーキを踏む人がいるらしく、それを予防するのが目的とか。

脳神経センターの忘年会

イメージ
日本医科大学千葉北総病院脳神経センターの忘年会がヒルトン成田でありました。 受付嬢と。 写真は先日購入したNEX-5に、未だに品不足のSEL18200を付けて取りました。RAWで撮っておけば、Photoshopで修正してフラッシュなしでも明るくなります。逆に、フラッシュを使うときは、ケラレます(左写真下の黒い所、望遠レンズが長いのでフラッシュで影になった)。アダプターのFA-EX1Sが間に合わなかったのでした。 エクステンダーFA-EX1S(EXケース付き)... 価格:2,205円(税込、送料別)  恒例の出し物では、長渕やサンタやAKBがでてきました。 これはNEX-5でハイビジョンを撮り、一画面を切り抜いたものです。奇麗にビデオ映像も取れました。デジタル一眼カメラでは唯一(かな?)のステレオ録音。ほぼ画面固定でズームなどを使わない場合は問題ありませんが(ピアノの発表会とか)、運動会などでズームを頻回に使う場合は辛いです。やっぱりビデオはビデオカメラ。そもそも不随意運動を撮ろうと思って買ったもの、まったく問題ございません。  来年以降はホスト側ではなくなるのでした...

脳深部刺激術(DBS)

イメージ
日本医科大学武蔵小杉病院で脳深部刺激術(DBS)を実施しました。8例目です。

送別会

イメージ
 日本医科大学千葉北総病院脳神経センターの送別会がございました。  何と私が、2011年1月より千葉北総病院から日本医科大学付属病院へ異動することになったのでした。1999年7月1日に、東京都老人総合研究所の派遣からの配属、11年5ヶ月在籍していました。飯田橋にあった第一病院は約5年でしたから、私のような下っ端の人事としては異例の長さでございました。継続は力なり、下っ端には不釣り合いな大きな仕事もさせていただきました。しかし千葉県は、行政も病院も開業医も一丸となって問題に立ち向かっていきますから、脳卒中地域連携パスや急性期脳卒中体制も容易になし得たわけです。大変貴重な経験となりました。またこの間、たくさんの方々とお会いできたことも財産です。 このブログの文章だけでは、感謝の念をお伝えできません。これまで脳神経センターでは脳神経外科と神経内科が一緒になって脳卒中診療を行ってきたのですが、それも終焉することになります。できればこの11年を総括し形に残すことで、感謝の言葉にかえさせていただきたいと思っております。  医局と病棟から、iPod touchとマフラー・カフスボタンをいただきました。

日本医科大学第二内科の忘年会

イメージ
 東京ミッドタウンのBOTANICAで、日本医科大学第二内科の忘年会がありました。  腎臓グループtop2と。  テラスから見下ろせる、檜町公園、いわゆる草なぎ公園は、LEDで奇麗でした。

臨床医とコメディカルのための最新クリニカルPET

イメージ
臨床医とコメディカルのための最新クリニカルPET ( 先端医療技術研究所 )が届きました。パーキンソン病の項を執筆しました。

シャングリ・ラ

イメージ
千葉ニュータウン中央駅南口にあるアルカサールの1F、中華料理の シャングリ・ラ でごちそうになりました。なかなかよろしいところでした。

古峯ヶ原古峯神社

古峯ヶ原の 古峯神社 は由緒正しきパワースポットであることを、ある先生との会食で知ったのでした。今は日光市になってしまった今市市で幼少期育った私は何も知りませんでした。日光の紅葉を当たり前の風景と思っていたのと同じです。

夢のみずうみ村

そういえば、テレビで見たことありました。

第11回電子カルテ運用検討部会

電子カルテは一種のデータベースであるが、データベースのような柔軟性はないのであった...

千葉県介護支援専門員協議会第49回研修会

イメージ
 千葉県教育会館で開催された、千葉県介護支援専門員協議会第49回研修会で、脳卒中地域連携パスの講演をしました。医療崩壊の千葉県は、各施設が連携して効率の良い医療が必要で、その道具として脳卒中地域連携パスがあります。回復期リハビリテーション病院を退院し、介護でリハビリテーションを継続する患者さんの中には、「回復期リハビリテーション病院を追い出された」と落ちこんでいる方もいらっしゃるそうで、介護の現場ではその心のケアもやる必要があるそうです。リハビリテーションの継続は大事なのですが、その目的は、ご自宅に帰ることなので... 千葉県共用パスの連携シートや、高齢者福祉課が作成した介護用の連携シート、地域で独自に作成したシートなど、現場の混乱もあるようで。   さくさべ坂通り診療所 の大岩孝司先生からは、末期がんの在宅緩和ケアのご講演がありました。末期がんの方は1〜3ヶ月で他界されますから、年余の介護が続く脳卒中や認知症の介護とは違いがあります。末期がんでは疼痛に対しモルヒネが使用されますが、この痛みも、実は、自分の病状への不安が痛みの閾値を下げているそうなのです。病状の説明、残された時間に限界があることを認識いただくことが、閾値を上げ、モルヒネも不要になるそうです。認知症のケアにも似ています。アルツハイマー病は正確が朗らかな方が多いのが前頭側頭型認知症との大きな違いですが、アルツハイマー病の方でも、暴言・暴力が出てくることがあります。でも多くの場合、自分が訴えたいことが伝わらない、自分がしたことを覚えていないので周囲との認識の差がでてしまい、イライラしてしまうわけです。患者さんが考えていることを周囲が予想してあげることで、落ち着きます。認知症ケアの得意なグループホームや老人ホームでは、薬剤を使わなくても認知症患者さんが落ち着いた生活を送れます。  千葉県千葉リハビリテーションセンターの田中康之先生からは、ケアプラン立案での連携についてのお話でした。脳卒中患者に多業種が関与する時、役割の分担が大事になりますが、誰が何を担当するのかを理解することが重要で、本来の業務を超える部分を誰かが担わなければならないことを認識する必要があるそうです。  千葉県介護支援専門員協議会理事の大塚剛先生からは、 千葉県共用脳卒中地域連携パス をケアプランにどう役立てていくか、解説がありまし

レクチャー

 エフピー株式会社で、パーキンソン病のPETに関するレクチャーをしました。PETを用いて抗パーキンソン病薬の神経保護作用を証明したとする論文がいくつか出ていますが、そう単純な解釈はできないということです。   ろくさん亭 に行きました。絶品の数々。 飛露喜 。今年はおいしいものをたくさん食べました...

千葉県共用パス有志の会

東京湾岸リハビリテーション病院で、千葉県共用パス有志の会がありました。2011年2月12日の「第2回千葉県脳卒中連携の会」の構成・内容がほぼ決まりました。急性期部会は第3回千葉県脳卒中急性期医療協議会( 日本脳卒中協会千葉県支部 共催)を兼ね、脳卒中救急における「東京ルール」について勉強します。 日時:2010年2月12日 13:00〜13:50 場所:幕張メッセ国際会議場 中会議室201 A+B 座長:千葉県循環器病センター センター長 小野 純一 先生 演者:東京都済生会中央病院 院長 高木 誠 先生(神経内科) 演題「東京都における脳卒中救急搬送体制について」 「第2回千葉県脳卒中連携の会」の中で開催されます。参加は無料です。

抗VGKC抗体

抗VGKC抗体については、 こちら 。Isaacs症候群などがありますが、臨床病型は多彩なんですね。

千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第2回脳卒中部会

 千葉県医師会で千葉県共用地域連携パスワーキンググループ第2回脳卒中部会がありました。2011年2月12日の千葉脳卒中連携の会の大枠が決まりました。幕張メッセで開催されます。 印旛脳卒中地域連携パス の会議も兼ねます。  急性期部会は、 脳卒中協会千葉県支部 が共催し、第3回千葉県脳卒中急性期医療協議会を開催します。東京都済生会中央病院院長の高木誠先生をお招きし、脳卒中診療における「東京ルール」について解説いただきます。千葉県の脳卒中救急の改善にも応用できるお話を拝聴できるのではないかと思います。

World Stroke Day 2010

イメージ
World Stroke Organizationより、“One in Six” campaignのメールが来ました。「生きている間に6人に1人が脳卒中になる、あなたもかも!」というもの。詳細は こちら から。

第5回印旛認知症市民公開講座

イメージ
山﨑山洋印西市長、印旛市郡医師会長遠山正博先生をお招きして、第5回印旛認知症市民公開講座を開催しました。講師は 浴風会病院 院長吉田亮一先生にお願いしました。今年も300名以上の参加者がありました。開催にはエーザイの社員の皆様と、印西市地域包括支援センターにご協力いただきました。 印旛日本医大駅からは、日本医科大学千葉北総病院まで無料バスが出ているのですが、到着まで10分くらいあったので、歩いて向かいました。

第38回日本頭痛学会総会 2

 本日も日本頭痛学会です。座長をしたセッションでは、解離性動脈瘤・側頭動脈炎・carotidynia・大動脈炎症候群硬膜動静脈瘻といった、血管に問題がある頭痛でした。この分野は、神経内科医と脳外科医の、院内の横のつながりが重要です。  午後は認知症市民公開講座があったので、移動しました。

第38回日本頭痛学会総会

イメージ
 第38回日本頭痛学会総会が始まりました。日本医科大学第二内科の片山泰朗先生が会長です。下の写真は、昨日の会長招宴の模様です。  私たちは分娩後の脳深部静脈洞血栓症の症例を報告いたしました。脳静脈洞血栓症は若年性脳梗塞の1〜2%と言われ、脳深部静脈洞血栓症の致死率は10〜20%と見逃せない疾患です。まずはそれを疑うことが重要です。画像診断では、脳血管撮影やMRIによるvenographyが有用です。ただし、解剖学的正常変異との鑑別が難しかったり、静脈洞内のくも膜顆粒、隔壁、fenestrationとの鑑別が困難な場合があります。東海大学の下田雅美先生からは、通常のCTやMRI上の、direct thrombosed vein sign(DTVS)についての発表がありました。急性期はT2*(赤色血栓)・DWI(fibrin重合による拡散制限)、亜急性期はT1高信号・T2*・DWIが診断効率の向上につながります。出血性梗塞など続発する脳病変の近傍の静脈にも注目すべきとのことでした。

脳卒中懇話会

ウィシュトンホテルユーカリで開催された、脳卒中懇話会で、抗血小板剤に関する講演をしました。抗血小板剤など脳梗塞予防薬は継続が大事なのです。

何があるんでしょうね

イメージ
明日 こちら でなにかがあるそうな。

印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS)は完全に千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました

イメージ
 本日、旧 InCliPS フォーマットを使用した最後の患者さんの転院があり、日本医科大学千葉北総病院も、完全に千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました。11月1日より千葉県共用パス作成システムの運用が開始され、11月1日以前に転院先が決まっていた方は古いフォーマットを使用しておりました。東京女子医科大学八千代医療センターと東邦大学医療センター佐倉病院は昨年すでに千葉県共用パスに移行していたので、今後InCliPSで新規に発行される脳卒中地域連携パスはすべて千葉県共用パスになります。  これまでのInCliPSの歴史は、 こちら をご覧ください。

日本医科大学千葉北総病院

イメージ

第50回日本核医学会学術総会

イメージ
大宮ソニックシティで 第50回日本核医学会学術総会 が始まりました。 放医研からは、ドパミンD2/3受容体のhigh affinity siteに結合する[C-11]MNPA PETの研究がいくつか出ていました。内因性ドパミンに親和性の高いhigh affinity siteと親和性の低いlow affinity siteが6:4くらいであるそうな。 若手研究者により分子イメージング工学への提言と題したシンポジウムがありました。放医研の長縄美香先生の講演以外は私の理解の範囲を超えておりました... 午後のシンポジウムは脳の核医学と形態診断について。脳卒中については、急性期はかつてはSPECTなども使われていましたが、今はCT/MRI。tPA適応例では異常がないことを確認するため。したがって、神経学的所見が診断には重要なのです。核医学は慢性期の手術適応決定などに用いられています。てんかんでは、東京医科歯科大学成相直先生からPETでの焦点診断が提示されました。認知症診断では、最近MRIのvolumetryが盛んに用いられていますが、それが正常ならアルツハイマー病を否定できるわけではありません。volumetryのソフト、VSRADだけで認知症脳ドックをやっている施設があるらしいのですが、言語道断。でもMRIは認知症でもパーキンソニズムでも鑑別診断には有用です。

千葉北脳卒中地域連携パス研究会世話人会

日本医科大学千葉北総病院で千葉北脳卒中地域連携パス研究会世話人会を開催しました。 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) の会議、千葉北脳卒中地域連携パス研究会の日時、議題を話し合いました。

Hokusoh HEMS

イメージ

平成22年宇中・宇高同窓会東京支部総会

イメージ
ゆうぽうとで開催された、平成22年宇中・宇高同窓会東京支部総会・懇親会に出席しました。同級生の枝野幸男先生にもお会いできました。普段会えない業種の人脈が作れるのでした。

日本医科大学千葉北総病院病診連携の会

イメージ
 日本医科大学千葉北総病院病診連携の会に出席しました。  千葉県健康福祉部健康福祉政策課政策室の杉戸一寿先生からは、千葉県保健医療計画についてのご講演がありました。千葉県は医師・看護師不足、医療機関も不足、地域差も激しく、医療には大変な問題を抱えています。行政の役割が大きいわけです。そのひとつが医療連携システムの構築。行政・医師会と現場が協力してシステムを構築した自治体はそうないと思います。  日本医科大学千葉北総病院内科の江本直也先生からは、日本医科大学千葉北総病院の地域連携パスの実績の報告がございました。私たちの 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) は順調に運営され、今月から千葉県共用脳卒中地域連携パスに移行しました。  そのあとは、懇親会です。医療連携では、懇親会が大事なのです。

MDS-UPDRSのDVDが到着

The Movement Disorder Society より、MDS-UPDRSのDVDが届きました。 ここ にアップされていますが、non-menberは有料です。 2008年の学会、ICPD 2008で発表された ものです。各国版もThe Movement Disorder Societyから出すとお聞きしていましたが、その後どうなったんでしょうね。

第14回Neurology SPECT定量検討会

 東京ステーションコンファレンスで開催された、第14回Neurology SPECT定量検討会に参加しました。  東京都健康長寿医療センターの石井賢二先生からは、パーキンソニズムのPET画像の講演がありました。日本ではMIBG心筋シンチがパーキンソン病診断に多用されていますが、特異性が高いが初期の感度が低い。その点、CFT PETなどドパミントランスポータ画像は初期の感度が高いです。運動症状発症前から下がっていますから。  大阪大学の數井裕光先生とは、 第3回関東脳核医学研究会 でご一緒させていただきました。semantic dementiaはFTLD-TDPが多いです。模倣行動・脅迫行動など動画で自験例を提示いただきました。  国際医療福祉大学の武田克彦先生からは、前頭葉・側頭葉の障害による症状について、ご講演がありました。武田先生は神経症候学ではご高名、いつも辛口な某先生が、T大の回診で唯一勉強になるものだったと評していたことを思い出します。普段SCUで2〜3分の診察で診断付けている私は、神経内科医失格です... 日本医科大学千葉北総病院脳神経センターでは、リハビリテーション科による詳細なチェックが入りますが... 純粋語唖は、中心前回の失構音+下前頭回の発声減少が関与か。  昭和大学の河村満先生からは、おしくらまんじゅう仮説が解説されました。FTLDによる獲得性サバン症候群が紹介されました。つまり、前頭葉・側頭葉の障害により、描画が写実的になったり、ジグゾーパズルが迅速になったり、罹患前になかった特殊な才能がでてくることがあるということです。  台風が近づいていたので、意見交換会も早めに切り上げたのでした。けど、雨も風もたいしたことなかったなあ。  

NEX-5

不随意運動を撮るためもあって、ハイビジョンが撮れるデジカメを検討しておりましたが、結局SONY NEX-5を購入しました。小さいですけどホールドはいいです。

Office for Mac 2011

Office for Mac 2011 が発売されましたけど、例によって、 EndNoteが未対応なんです よねえ。そのうちupdateが出るようですが。

レクチャー

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社松戸支店で、パーキンソン病のPETに関する講義をしました。

ストップ! NO卒中プロジェクト−脳卒中撲滅を目指して

イメージ
 脳卒中協会共催で、「ストップ! NO卒中プロジェクト−脳卒中撲滅を目指して」を成田エクセルホテル東急で開催しました。   九州医療センター の岡田靖先生をお招きました。会に先立ち、日本医科大学千葉北総病院をご見学いただきました。  福岡市は人口150万人、リハビリテーション病院は29施設もあるそうです。TIAを軽視しないこと、スタチンなど予防薬を継続すること(薬剤の連携)、チーム医療と医療の標準化など、勉強になりました。経食道心ECHOは、脳卒中医がなさっています。順天堂大学もそうでした。  私は、 印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS) と、千葉県共用脳卒中連携パス、ドクターヘリ事業などをお話ししました。福岡県と千葉県の医療格差は歴然...  九州大学と言えば久山研究。その久山町の茅乃舎は こちら 。

第32回『神経内科を語る会』

新松戸中央総合病院で開催された、第32回『神経内科を語る会』に参加しました。MSA-P、donepezilの不随意運動、熱中症の画像、NMO、脊髄出血が提示されました。NMO spectrumに関するThe Lancet Neurologyの総説は こちら 。

オルセー美術館

イメージ
セーヌ河岸は世界遺産なのだ。セーヌ川クルーズはお勧めなのだ。歩き疲れた足も復活します。

ノートルダム大聖堂

イメージ
ボローニャからは直行便がないので、パリに移動。

XIX SYMPOSIUM NEURORADIOLOGICUM: Farewell Dinner

イメージ
Gala Dinnerは、 Palazzo Albergati で開催されました。ボローニャ郊外にあります。 ヨーロッパの学会のdinnerは、社交が大事なので、食事はなかなか始まらないのだ...

Repubblica di San Marino

イメージ
サン・マリノ共和国は絶景なのだ。ジェットコースターより怖いです...

水没するサン・マルコ広場

イメージ
沈む前にヴェネツィアは行っときましょ。

モデナへ

イメージ
 モデナまで足を伸ばしました。モデナと言えば...  昼食はモデナの Danilo 。郷土料理(肉料理だったけど名前忘れた...)が美味。  モデナのおみやげは、フェラーリ...ではなく、バルサミコですな。市場もあるらしいですが、いけなかったので、ボローニャのAgnoletto & Bignamiで買いました。100年ものもありました。  夕食はボローニャのLa Corte galluzziでした。写真など ここに ありました。血管内治療のエキスパートの会にご一緒させていただきました。脳卒中の診療では皆さんご苦労されているようで、神経内科医の積極的な参入が議論になりました。私見ですが、脳卒中内科というのを作った方がいいでしょうね。脳外科や血管内治療では、技術の伝承も大事です。ご一緒させていただいた岐阜大学吉村紳一先生のサイトは こちら 。ブログは こちら 。

XIX SYMPOSIUM NEURORADIOLOGICUM-2

イメージ
XIX SYMPOSIUM NEURORADIOLOGICUM 2日目です。 こちら のscientific programから、抄録集がダウンロードできます。 午前中は、まず神経画像の研究について。CTやMRIなど機器の発達は目覚ましいものがあります。フランスLariboisière HospitalのHoudart先生からは、血管内治療の臨床試験について倫理的な問題点など厳しいご意見がありました。つまり、臨床試験として比較するには、実施する例としない例を作り経過観察をしなければならない。どうしても治療しなければならないと主治医が思った場合は、試験に参加させないか、苦渋の選択をするか... 会場からは多数の反論がありましたが。次の演題は7T MRIの講演の予定でしたが演者がいらっしゃれないので、やはりISATという動脈瘤に対するcolingの臨床試験についてのお話(演者は記録できませんでした...)、colingも長期の試験期間中にステントを併用するなどどんどん発展していくわけです。それを昔の治療と一緒にして解析していいものか... しかし、臨床試験がないと、客観的な評価をどうするのか... ついで、molecular imagingのセッション。PETなどによる癌のイメージング、nano technologyの応用、幹細胞移植での画像による評価など、興味あるプレゼンテーションでした。 昼は、1.5Tと3TのMRIの違いと、arterial spin labelingのお話。MRIの進歩には恐れ入ります。 夕食は BATTIBECCO でした。いつも海外の学会は一人で来てるのでファーストフード中心でしたが、今回の学会は食通の先輩がご一緒なので、連日おいしいものにありついております。店で€30でもおいしかったボローニャのワインは こちら 。