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8月, 2011の投稿を表示しています

4th Japanese Consortium for Age-related Neurodegenerative disorders

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 ベルサール八重洲で開催された、4th Japanese Consortium for Age-related Neurodegenerative disordersに出席しました。とはいっても、午前中は外来、いつもより多かったので、15時頃からの参加でした...  α−synucleinopathy:updateというテーマ。午前中の講演も興味ある話題でしたが残念。  Special sessionsでは、新潟大学高橋均先生と横浜市立大学小阪憲司先生から、レヴィ小体の病理についてご講演がありました。Scienceのα-synuclein geneの論文は こちら 。α-synucleinのリン酸化の論文は こちら 。パーキンソニズムは氷山の一角という論文は こちら 。織茂先生のBrainの論文は こちら 。MSAのpre-clinicalな論文は こちら と こちら と こちら 。  小阪先生の最初のDLBDの論文は こちら 。大脳皮質のLewy小体は後頭葉ではまれと。次の3例の報告は こちら 。ドイツにご留学中での論文は こちら 。DLBDを提唱されたのは こちら 。ここで、欧米で見逃されていることを指摘されました。pure formは若年が多いそうで。DLBのvisual pathwayの論文は こちら と こちら 。  パネルディスカッションも興味ある議論が繰り広げられました。

第12回(平成23年度第1回)東京東部脳卒中連携協議会定期会合

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東京大学医学部附属病院 で開催された、第12回(平成23年度第1回)東京東部脳卒中連携協議会定期会合に出席しました。 東京都では脳卒中地域連携パスが区部で6つ、多摩地区で5つ立ち上がっています。多摩地区は脳卒中地域連携パスが普及していますが、区部は使用率が低いようです。そこで、東京都で脳卒中地域連携パスの統一が試みられています。そのパスは こちら から。急性期病院にとっては簡易なシートでありがたいですが、回復期リハビリテーション病院が必要な情報が網羅されているとは言えません。とりあえず、東京東部脳卒中連携協議会としては導入保留? 荒れることが多かった千葉でやっていた連携パスの会議とは違い、スマートな会議でしたね。 千葉県の統一パスは こちら 。印旛脳卒中地域連携パスのサイトは こちら 。東京東部脳卒中連携協議会のサイトはないです。作っていただくよう、代表世話人の黒木先生に要望いたしました。 情報交換会は、東京大学内の Cape PELLICANO でした。さすが東大... 脳卒中地域連携パスは会議後の情報交換会が重要なのです。手持ちの名刺がほとんどなくなりました。 Macの無料ソフトも用意されている両面名刺シートはこちら。

Lionで、Snow Leopard時代のSpacesの設定を消すには

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Snow Leopardの時、Parallels DesktopやiTuneで自動的に個別なデスクトップに移動するようにSpacesを設定していました。Lionにアップデートすると、その設定はそのまま継続されるのですが、Spacesがなくなってしまい修正できませんでした。その設定を解除する方法が ここ にありました。 要するに、MissonControlの設定場面で、余分なデスクトップのサムネイル左上の×をクリックして消去すればいいだけです。デスクトップを追加するには、右の方に出てくる+とクリック。

新しい認知症治療の選択肢 ガランタミンを考える

 ホテルパークサイドで開催された、「新しい認知症治療の選択肢 ガランタミンを考える」に参加しました。  順天堂大学本井ゆみ子先生からは、レミニールの使用経験が紹介されました。ADNIのbiomakerの総説は こちら 。allosteric potentiating ligand(APL)作用については こちら 。The Clinician Interview‐ Based Impression(CIBI)は こちら 。repetitive questionの論文は こちら 。ガランタミン投与後のFDG PETは こちら 。  東京大学岩田淳先生からは、アルツハイマー病の診療についての解説がありました。認知症とは、脳の様々な部分が障害され、今まで担ってきた社会的役割を喪失すること。MMSEやHDS-Rの点数が低い、ということではありません。診察中に、同席の家族を振り返って確認したり取り繕ったりする、head turning sign。アルツハイマー病の治療アルゴリズムは こちら 。Lancet Neurolのアルツハイマー病治療の総説は こちら 。