Amyloid PET Imaging Web Seminar in kanto

 Amyloid PET Imaging Web Seminar in kantoでビタミンB12欠乏例について報告しました。


lecanemab前なら、mecobalaminを投与し、改善を確認すればよかった。

本例は脳血流SPECTが側頭頭頂葉・後部帯状回の低下があって、アルツハイマー型認知症の合併が否定できなかった。のんびりmecobalaminの効果を見ていると、進行しMMSEが21/30以下になると、lecanemab投与機会を失いかねなかった。

ビタミンB12欠乏のSPECTはこちら。岩波らの症例は、本例とSPECT所見が似ています、こちら


老年精神医学雑誌の総説に掲載予定です。


慶應大学の岩淵雄先生からはアミロイドPETの読影についての講演でした。

前頭葉から蓄積するタイプ、頭頂葉、後頭葉を、サブタイプ別の経時的変化はこちら


東京医科大学の稲川翔也先生からは、髄液とPETでアミロイドβバイオマーカーの不一致例。変化は髄液が先行、こちら


国立精神・神経医療研究センターの重本蓉子先生からは、SPECT・MRIで異常がないアミロイドPET陽性例。


複十字病院の飯塚友道先生からは、アミロイドPET・脳血流SPECTの講演でした。

AIの研究はこちら

トランスジェニックマウスの研究はこちら。膵臓にアミロイドβが蓄積したとのこと。最近、Amylin(膵で分泌、血糖値の制御に寄与)がアミロイドβとの共通点が注目されている総説あり。研究は、将来何を証明するか未知数のことあり。

飯田先生の著書「認知症パンデミック」はこちら


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