第33回日本脳卒中学会総会



 京都の国際会館で開催された脳卒中学会に参加しました。シンポジウムは、画像やリスクファクターなどについて、興味ある企画が満載でした。スケジュールの組み方が難しかったです。京都だったせいか、参加者も例年より多かったような印象です。CKDのこともすでにいろいろな施設で検討されていました(私もやろうと思っていましたが、すでに遅し...)。
 私は、気温の変化と脳梗塞病型別発症頻度についてのポスターを出しました。FileMakerとJMPを駆使した解析です。気象庁のサイトから佐倉市の気象データをコピー&ペーストしたのですが、腱鞘炎になりました...
 脳卒中地域連携パスにむけて、いろいろな施設の先生方から情報をいただきました。脳卒中学会でも統一のパスを検討中とかで、私たちのパスも期間限定の可能も...
 ランチョンミーティングでは、国立循環器病センターの北風先生より、アデノシンのご講演をお聴きすることができました。生体内のアデノシンは5〜10秒で分解してしまいますが、虚血病変では増加し、血管拡張などさまざまな作用をもたらしているとのこと、NOとの関連も興味深いお話でしたし、アデノシンA2A受容体の遺伝子多系も、私のPETの研究の解釈にも参考になることでした。

 会場は無線LANが飛んでいて、メールのチェックもiPod touchで楽々でした。iPod touchのソフトキーボードも、小さくてミスタッチも多くなってしまいますが、携帯電話のような日本語変換が意外と使いやすかったです。

 京都の移動の間、The Complete Led Zeppelinの中の、ライブを聴いていましたが、往復6時間以上にも関わらず、聞き終わりませんでした。さすが、The Complete。

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