Jonan Stroke Forum 2014

目黒雅叙園でJonan Stroke Forum 2014が開催されました。昨年講演させていただいた関係で、今年も参加しました。
兵庫医科大学の吉村紳一先生からは、急性期脳梗塞の血管内治療についてのご講演をいただきました。drip & shipについてはこちら。tPA実施率や自宅復帰率が増加。兵庫医大では、他施設からの搬送の時、tPAをdripしつつ搬送する場合が多く、CT後にMRIはスキップしてカテ室へ、だそうです。再開通までの時間についてはこちら。30分で2割。発症から画像診断、onset to pictureは、脳卒中の啓発・診療体制で時間短縮。画像診断から穿刺、picture to punctureは院内体制作り。穿刺から再灌流の時間は術者の技術。NOACで心内血栓が大きくなった症例はこちら

東京都済生会中央病院の高木誠先生からは、東京都の脳卒中救急搬送体制についてご報告がありました。平成22年と24年の調査で、発症から覚知の時間が短縮と。啓発活動の成果でしょうか。

パネルディスカッションでは、クリニック・消防隊・急性期病院の立場から、脳卒中診療が議論されました。desmoteplaseとalteplaseの違いはBBBの透過性の破綻と。こちら

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