Purines 2014 4日目

P2X受容体とかP2Y受容体とか、プリン受容体が飛び交ってます... ちなみに、アデノシン受容体はP1受容体とも呼びます。


神経変性のセッションでは、Massachusetts General HospitalのMichael Schwarzchild先生からpurineとパーキンソン病のお話。Computense University of MadridのMaria T. Miras-Portugal先生からは、アルツハイマー病との関連。アデノシンA2A受容体はβセクレターゼを促進。つーことは、アデノシンA2A受容体拮抗薬は... P2Y2受容体はαセクレターゼを促進。P2X7受容体抑制でアミロイドプラーク減少と。Royal College of Surgens in IrelandのTobias Engel先生からは、P2X7受容体遮断剤でてんかんの予防。

最後のセッション、Biomakes and imaging of Purine Receptorsで、アデノシンA1受容体とアデノシンA2A受容体のPETについて講演しました。10分しかないので、加齢変化の違いと、パーキンソン病に限定しました。PowerPoint限定と思っていたら、学会関係者が、せっかくKeynoteで作ったなら自分のPCで、と。急遽、ジスキネジアなど動画も追加、Keynoteでなら時間もピッタリ。同じセッション、Medical University of InnsbruckのGabriele Baier-Bitterich先生からは、虚血とアデノシン受容体の関連。GroningenのAren van Waarde先生からは、11C-MPDX PETを用いた受容体占拠率のお話。アデノシンA1受容体刺激剤で11C-MPDX分布容積増加と。University of ZürichのHans-Peter Landolt先生からは睡眠との関連。代謝型グルタミン酸受容体の総説はこちら11C-ABP688 PETでmGluR5の画像。


最後に、Conference ChiarのUniversity of Bonn、Christa E. Müller先生よりご挨拶。例年より参加者が多数だったと(550 participants from 30 countries! )。次回2016年はサンディエゴ、2018年はブラジル。

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