第3回日本医科大学神経内科カンファレンス

第3回日本医科大学神経内科カンファレンスが開催されました。



J大のK先生や、T大の濱田先生など、ご高名な先生方もご参加。医局のカンファも変わりました。

聖隷浜本病院の内山剛先生からは、パーキンソン病の寝返りと四つん這い動作について。高草木薫先生の大脳基底核の総説はこちら。内側運動制御系と外側運動制御系。内側系は体幹の運動や姿勢を制御、central pattern generatorにもつながり、歩行を制御。パーキンソン病の寝返りについてはこちら。健常者の寝返りは頭部や上肢から。パーキンソン病では骨盤や下肢から。ハイハイもいくつかに分類、これと寝返りの違いに関与と。

弘前大学の若林孝一先生からは、蛋白蓄積病としての神経変性疾患。アルツハイマー病はアミロイドβやタウ。パーキンソン病はαシヌクレイン。筋萎縮性側索硬化症はTDP-43。ハンチントン病はポリグルタミン酸。黒質と青斑核のαシヌクレインの異常凝集はこちら。筋萎縮性側索硬化症のBunina小体は全例に存在するわけではないが、skein-like inclusionは全例。このユビキチンを突き止めたらTDP-43。こちら。TDP-43は核内に存在しますが、筋萎縮性側索硬化症では細胞質に出てきて、skeinを作る。

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