ノウリアスト発売5周年記念講演会in相模原

小田急ホテルセンチュリー相模大野でノウリアスト発売5周年記念講演会in相模原が開催されました。

私はアデノシンA1受容体とA2A受容体の違いについて講演しました。

Frontiers in Pharmacologyのプリン作動性薬理学の特集はこちら。オープンアクセスの電子ジャーナルなので、フリーで全文閲覧できます。治療応用に関する総説はこちら。アデノシンA2A受容体のクリスタル構造の総説はこちら

コーヒーでなぜ目が冴えるか。
カフェインの腹腔内投与3時間後のマウスの覚醒時間が野生型マウス及びA1受容体遺伝子欠損マウスで投与後3時間の覚醒時間は用量依存的に増加、アデノシンA2A受容体遺伝子欠損マウスは覚醒時間に全く変化せず、こちら
アデノシンA2A受容体作動薬(CGS21680)を前脳基底部クモ膜下腔や外側視索前野へ投与で強力なnon-REM睡眠を誘発、こちら
結節乳頭核において、アデノシンがヒスタミン神経に発現するA1受容体を介してその活動を抑制することにより睡眠を誘発、こちら
Istradefyllineで、パーキンソン病における日中過眠を抑制、こちら

健常者の脳内アデノシンA2A受容体分布の論文はこちら
私のアデノシンA1受容体加齢変化に関する論文はこちら
アデノシンA1受容体とA2A受容体の加齢変化の違いはこちら
未治療パーキンソン病のアデノシンA1受容体はこちら
パーキンソン病のアデノシンA2A受容体の変化はこちら

11C-Preladenant PETはこちら

非ドパミン系神経をターゲットにした治療戦略の総説はこちら




和歌山県立医科大学神経内科の伊藤秀文先生からは、パーキンソン病診療ガイドライン2018について、ご講演がありました。前回の2011から新しい治療が加わってもいますが、ガイドラインの作成方法も変わったとのこと。

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