第14回Sendagi Dementia Conference

ホテルパークサイドで第14回Sendagi Dementia Conferenceが開催されました。

東京医科大学高齢総合医学分野の羽生春夫先生から、認知症のご講演でした。

糖尿病性認知症については、この総説がわかりやすいです。糖尿病などいわゆる成人病がアルツハイマー病の危険因子であることが多数報告され、その予防効果も検討されています。認知症を伴う糖尿病患者の一部が、アルツハイマー病や脳血管病変より糖尿病そのものが認知症発症に関連していると思える一群があり、それを糖尿病性認知症と名付けました脳血流SPECTやMRIでアルツハイマー病パターンではない、近時記憶障害より注意障害や遂行機能障害が目立つ、進行は緩やか。タウが陽性のことが多い。フレイルが多い。診断のガイドラインはこちら

フレイルと認知症の関連のお話も興味深いものでした。歩行が遅いとアミロイド蓄積、こちら。フレイルとアルツハイマー病の関連はこちら。女性のアルツハイマー病では、MCIの時期から握力が低下。こちら

徘徊についてはこちら。介護負担についてはこちら。デイサービスの効果はこちら

コメント

このブログの人気の投稿

認知症診療セミナー