認知症診療セミナー
認知症診療セミナーにおいて、アミロイドPETに関する講演をしました。
PETに関する総説はこちらとこちらとこちら。アミロイドSPECTもありますが、白質のミエリンを構成するmyelin basic proteinがβシート構造を形成、白質と皮質を区別する解像度が必要なので、PETなのであります。
アミロイドイメージング剤を用いた脳PET撮像の標準的プロトコール第6版はこちら。アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン 改訂第3版はこちら。
アミビッドの読影トレーニングはこちら。ビザミルのはこちら。無料で受講できます。
アミロイドPETが陰性なら、アルツハイマー病は否定的。しかし、陽性の場合は、アルツハイマー病のこともあるが、レヴィ小体型認知症をはじめとする他の認知症のこともあるし、健常者でも溜まってることもある。
したがって、アミロイドPETがあっても、従来の認知症診断は必要です。
特に、早期の認知症診断が求められる時代。脳血流SPECTやFDG PETで、後部帯状回の所見がポイントになるかと思っております。箕島聡先生の論文はこちら。石橋賢士先生の論文はこちら。
日本医科大学精神神経科の舘野周先生からは、アルツハイマー型認知症の抗アミロイドβ薬のご講演でした。そのための、認知症先端治療センターはこちら。
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