がん地域連携協議会

日本医科大学千葉北総病院大会議室で開催された、がん地域連携協議会に参加しました。当院外科はクリニカルパスもたくさん作成していて、脳神経センターのパス作りの参考にしています。脳卒中とガンの違いは、確立した治療法があるか、つまりエビデンスの数でしょう。脳卒中は、他の疾患と比べると、未確定の部分があまりにも多い。決まっているのは、SCUが有効であること、リハビリテーションは早く始めること、tPAのプロトコルくらいでしょうか。がんの連携パスはエビデンスに基づいて作成されていましたが、私たちの印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS)は、情報伝達手段でしかなく、転院のタイミングなどは、厚労省の入院期間に関する方針が影響しています。今後、InCliPSによりエビデンスを生み出してかなければなりません。

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