第2回PD診療を考える会


ベル・ザ・クラスにおいて、第2回PD診療を考える会が開催されました。私はアデノシン受容体のPETについて講演しました。
ご講演の森明久先生編集の本、「Adenosine Receptors in Neurology and Psychiatry」はこちらから購入できます。Amazonでも。


サイクロトロンの仕組みはこちら。


健常者のアデノシンA2A受容体の分布はこちら。被殻アデノシンA1受容体とアデノシンA2A受容体の加齢変化の違いはこちら。パーキンソン病における被殻アデノシンA2A受容体分布はこちら

協和発酵キリン株式会社の森明久先生からは、istradefyllineの作用機序を中心に、アデノシンA2A受容体の機能についてご講演がありました。協和発酵は、1980年代よりアデノシン受容体をターゲットとした創薬プロジェクトを開始、まさに森先生のライフワークです。プリン受容体にはP1とP2がありますが、アデノシン受容体はP1に分類されます。ドパミンD1およびD2受容体についてはこちら。前者が直接路のmedium spiny neuron、後者が間接路。パーキンソン病では、後者に該当するstriatopallidal medium spiny neuronで変化あり。こちら。ドパミンアゴニストとistradefyllineの相乗効果はこちら。睡眠と大脳基底核、特に側坐核との関連はこちらこちら。アデノシンA2A受容体がαシヌクレインモデルにおいて保護的に機能。こちら

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