Alzheimer's Association International Conference 2018


今年もAlzheimer's Association International Conference(AAIC)に参加しました。

ADNIやDIANなど大規模研究のデータベースを共有し、アミロイド・タウPETが当たり前になっています。

mild cognitive impairmentの前、subjective cognitive impairmentもいくつかでていました。うつが多いと言うのですが、一部がアルツハイマー病になると言うことで、バイオマーカが重要です

精神社会学的研究も注目です。施設からテーラーメイドのケアへ。

私はポスターで骨折での入院患者における認知症ケアチーム介入の実態を報告しました。日本医科大学武蔵小杉病院に身体疾患で入院した認知症患者は全体の1割。肺炎に次いで骨折が多い。整形外科に骨折で入院した全患者のうち、実に1/3が認知症。

一昔前から、学会では流星で真撮影が禁止されるようになりました。しかし昨今SNSの宣伝効果や情報共有が常識的になり、AAICでは演者が許可すれば写真撮影OKに。

それから、プロジェクターの画面が、旧来の4:3から、ワイドの16:9が採用されました。


来年のAAICはロサンゼルスです。

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