Parkinson's disease Web Symposium

Parkinson's disease Web Symposiumにおいて、認知症とパーキンソン病について講演しました。

An Essay on the Shaking PalsyはAmazonのKindle版ですぐ読めます。

James Parkinson先生が、運動症状だけでなく、便秘など非運動症状も着目していたことがわかります。そして、認知機能障害がないことも記述しています。しかし、その後レボドパなど治療法が出現、寿命が長くなるにつれ、認知症も多くなりました。今は70〜90%。こちら

パーキンソン病の経過はこちら。レヴィ小体型認知症(DLB)と認知症伴うパーキンソン病(PDD)の区別は1-year rule


しかし、PDDとDLBに本質的な違いがないこと、1-year ruleに十分な科学的根拠があるわけでもないことから、どちらもパーキンソン病でいいのでは、という意見も。こちら


塩田病院脳神経内科の野村浩一先生からは、早期パーキンソン病治療についての講演でした。レボドパなど治療法が出現、寿命が延長、日常生活も改善しました。こちら。ELLDOPA studyはこちら。イタリアと比べ、ガーナではパーキンソン病の診断・治療開始が遅れるため、honeymoon periodが短い、つまり、治療開始が早いと悪化も早いということではない。こちら。早期に治療開始する方が良いということです。

衝動制御障害(impulse control disorder, ICD)はこちら

コメント

このブログの人気の投稿

認知症診療セミナー