大田区不眠症治療WEBセミナー
大森蒲田不眠症診療WEBセミナーにおいて睡眠についての講演をしました。
老年精神医学雑誌に睡眠を企画しました。こちら。
アデノシンA1およびA2A受容体の加齢変化についてはこちらとこちら。
オレキシンについてはこちら。
加齢により睡眠が浅くなるのはメラトニン分泌の減少、こちら。
メラトニン分泌の制御についてはこちら。
睡眠は短くても長すぎても認知機能に関連、こちら。
加齢に伴う徐波睡眠の減少が認知症発症リスクに、こちら。
高齢になると昼寝が増えるのは、加齢変化で夜間の睡眠の質が低下するためだが、高齢者の昼寝が認知症の早期徴候である可能性、非認知症の高齢者で髄液アミロイドβ低下群は昼寝の回数が多いという報告あり。昼寝は30分以下だとアルツハイマー病が少なく、1時間以上だと多い傾向、こちら。
この現象に、Glymphatic systemが関与している可能性があります。こちら(電子版)の特集のうち、五十嵐博中先生と関守信先生の総説をご参照ください。Lancet Neurolの総説はこちら。
マウスの実験ですが、睡眠中にアミロイド排泄されるらしい、この時、Glymphatic systemと関連していると考えられる間質空間が増加。こちら。
睡眠薬と認知症の関連についての疫学についてはこちらから田ヶ谷浩邦先生の総説をご覧ください。同じ特集で、堀口淳先生の総説に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬による認知症類似症状について書かれています。また、2010年国際麻薬統制委員会(International Narcotics Control Board)より本邦でのベンゾジアゼピン系睡眠薬使用過多の指摘された経緯も書かれています。
プラセボと睡眠薬の効果の比較はこちら。
ベンゾジアゼピン系は短期的な効果はありますが、長期効果はない、有害事象は多い。厚生労働省健康局 、健康づくりのための睡眠指針2014はこちら。
しかし健康日本21(第二次)最終評価で睡眠が十分改善しなかった。こちら。
そのため2024年2月、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が出ました。こちら。
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