高血圧治療ガイドライン2009生涯教育講演会

ホテル・ザ・マンハッタンで開催された、高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)生涯教育講演会に参加しました。千葉大学赤澤宏先生からは、メカニカルストレスとアンジオテンシンIIタイプI受容体の関連、ARBの心肥大抑制の仕組みが解説されました。nature cell biologyEMBO reportsの論文の紹介がありました。獨協医科大学の松岡博昭先生からは、JSH2009の解説がありました。このガイドラインは細かいところまで網羅されています。例えば、延髄腹外側野が椎骨動脈で圧迫されて起こる交感神経活性亢進の高血圧のことまで載っています。脳卒中やパーキンソン病のガイドラインも、JSH2009のように明快になるといいのですが、何ぶんエビデンスが足りませんか... 神経内科医がもっと頑張らなければなりません。

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