Bentoで業績管理

Bentoのビデオチュートリアルは、使い方がわかりやすく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

 さっそく、業績管理用のデータベースを作ってみました。ここでいう業績とは、論文、学会発表、講演、研究費、賞の、研究の業績です。
 すでに研究業績はFileMakerで管理していました。毎年大学と研究所に提出しなければなりません。まずはこのFileMakerのデータをExcelに変換しました。同じ会社なんだからFileMakerを直接読めてもいいのではと思いますが、FileMakerの方は繰り返しフィールドとか計算フィールドなどがあるから、そう簡単にはいかないんでしょうね。逆に、FileMaker Pro 10になると、Bentoがimportできるようです。importは非常に簡単です。しかし、いくつか問題が。FileMakerのデータベースには作成日と修正日のフィールドがあり、自動的に入力されるようになっていました。Bentoの場合は、新しいライブラリ(データベース)を作ると、作成日と修正日のフィールドが自動的に入るようになっていました。しかし、FileMakerの作成日・修正日のデータがimportできません。Bentoの作成日と修正日のフィールドは修正できないようになっているからです。ですから、Bentoでは全てのレコードの作成日が本日になってしまいます... しかたがないので、それぞれ、作成日1・修正日1という名前で残しています。最初から入れる場合は問題なしでしょう。
 それから、上付き文字や斜体など、書式に対応していません。私の場合は神経受容体の核医学の業績が多いので、上付き文字と下付き文字が必須なんですが、プレーンな書式になってしまいました...
 表のレイアウトはマウスで順番を変えるだけです。Excelのように、ドラッグして同じ数字をいれることもできます。でも、1,2をドラッグすると、1,2,1,2,..になってしまい1,2,3,4,...にはなりませんね(マニュアル読んでいないから?)。
 入力フォームも作り方は簡単です。インポートしたフィールドが全て同じ大きさで並んでいますが、後は自分の好きなようにレイアウトするだけ。選択メニューも簡単にできます。FileMakerのようなラジオボタンはついていません。レイアウトもガイドにスナップしてKeynoteのように簡単にきれいに配置できます。この点は、白紙から作り上げて行くファイルメーカーより楽です。しかし、定型文書の印刷など、凝ったレイアウトは無理です。
 さて、これを今後も使って行くかどうか... FileMakerバージョンがなかったら使い続けたと思うのですが... でも、アドレスやメール、他のデータをドラッグするだけで関連づけられるBento、もう一工夫してみます。

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