Bento 2のモニターに


 Mac Fan企画のBento 2 体験モニターに当選してしまいました。
 データベースは、File Maker4th Dimensionを使っていくつも作りました。一番最初は4th Dimensionで入院患者のデータベースを作りました。ソフトウエアの代金が20万円以上しました。当時(1992年)はMacのrelational databaseは4th Dimensionくらいでした。分厚いマニュアルと市販の本を読みながら、苦労して作りました。SE/30でしたね。パソコンは医者になってから、プログラミングはこれが最初でした。
 今はFile Makerもrelationalになったので、FileMakerオンリーです。ビジネスレターはワープロでもいいのですが、データベースにすると、同じような書式のときに便利ですし、なんと言ってもファイルが散らばりません。症状のスケールであるNIHSSやUPDRSもFIleMakerで管理すると、点数の計算の他カルテにはさむレポートも簡単にできます。これらを患者のデータベースとリンクすると、点数の経時的変化もわかります。毎年医局や研究所に提出する業績もデータベースで管理、1月〜12月で提出する場合と年度で管理する場合がありますが、それも簡単にExcelのシートに直せます。アンケート調査のためのお手紙の郵送もラベル印刷でラクラク、戻ってきたアンケートの集計も同じデータベースに入れるだけです。印旛脳卒中地域連携パス(InCliPS)のシートも、他業種が書類を作成するので、LANを使って複数のセクションから入力できるようになっています。
 さて、Bentoは、これまで使おうと思ったことがありませんでした。Mac OS XにiCalとアドレスブックがあるし、Mailでも検索は可能... でも使ってみてわかりました。Microsoft Entourageのような、それらを統合する部分をBentoが担えるのですね。プロジェクトのところは使えそうです。Bentoはパスワードがかけられないので、自分自身の情報管理以外はむずかしそう、業績管理を移してみようかと思います。
 インストールは/Applicationにドラッグするだけ、容量もコンパクトで好感が持てます。

コメント

このブログの人気の投稿

認知症診療セミナー