XIX SYMPOSIUM NEURORADIOLOGICUM-2

XIX SYMPOSIUM NEURORADIOLOGICUM 2日目です。こちらのscientific programから、抄録集がダウンロードできます。
午前中は、まず神経画像の研究について。CTやMRIなど機器の発達は目覚ましいものがあります。フランスLariboisière HospitalのHoudart先生からは、血管内治療の臨床試験について倫理的な問題点など厳しいご意見がありました。つまり、臨床試験として比較するには、実施する例としない例を作り経過観察をしなければならない。どうしても治療しなければならないと主治医が思った場合は、試験に参加させないか、苦渋の選択をするか... 会場からは多数の反論がありましたが。次の演題は7T MRIの講演の予定でしたが演者がいらっしゃれないので、やはりISATという動脈瘤に対するcolingの臨床試験についてのお話(演者は記録できませんでした...)、colingも長期の試験期間中にステントを併用するなどどんどん発展していくわけです。それを昔の治療と一緒にして解析していいものか... しかし、臨床試験がないと、客観的な評価をどうするのか...
ついで、molecular imagingのセッション。PETなどによる癌のイメージング、nano technologyの応用、幹細胞移植での画像による評価など、興味あるプレゼンテーションでした。
昼は、1.5Tと3TのMRIの違いと、arterial spin labelingのお話。MRIの進歩には恐れ入ります。
夕食はBATTIBECCOでした。いつも海外の学会は一人で来てるのでファーストフード中心でしたが、今回の学会は食通の先輩がご一緒なので、連日おいしいものにありついております。店で€30でもおいしかったボローニャのワインはこちら

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