脳卒中rtPA適正使用講習会

京都御所

第36回日本脳卒中学会総会2日目です。今日は脳卒中rtPA適正使用講習会で画像診断について講演しました。杏林大学西山一俊先生から、院内体制作りの重要性とプロトコル遵守が強調されました。私はまず、MRI on callができるかどうか、ご出席の先生方にお聞きしました。脳卒中学会では有名な、お付き合いのある主な病院の多くで、MRI on callがなかなか厳しいのが現状。しかし、今回ご参加の先生方の施設、半数以上でMRI on callが可能でした。古い大病院は、時代から取り残されているのです... rtPAの基準が未だにCTなのも、これを決めるような学会幹部の施設で、意外とCT中心だから?こちらも院内の体制作りが大事です。特に、MRIでは患者さん体内の金属も注意すべきですが、医療者が持ち込む金属、酸素ボンベとかハサミとか、すっ飛んでいくと恐ろしいことになります。

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