Tokyo Stroke Forum 2015

Tokyo Stroke Forum 2015がヒルトン東京で開催されました。

国立循環器病研究センターの山上宏先生からは、血管内治療について。ISC 2013のHonolulu shockは吉村紳一先生のブログから。その「Honolulu Shock」の三論文、SYNTHESIS ExpansionIMS IIIMR RESCUE。これら血管内治療の臨床研究の踏まえ種々の研究がスタート。TICI 2B以上を目指すべき。こちら。発症から再開通までの時間に関するメタアナリシスはこちら。再開通は早ければ早いほど良い。Door-to-Puncture(D2P)は2時間以内を。こちら。そして、血栓除去療法の実現のためオランダで国を挙げて実施され、イスタンブール開催のWorld Stroke Congressで発表されたthe Multicenter Randomized Clinical Trial of Endovascular Treatment for Acute Ischemic Stroke in the Netherlands(MR CLEAN)はこちら。そして今年のInternational Stroke Conference 2015で発表された3試験の成功は、吉村先生により「Nashville Hope」と命名されました。いずれもMR CLEANの成功を受けて、目標症例数前に終了となっています。吉村先生の解説はこちら。ESCAPEはこちら。EXTEND IAはこちら。SWIFT PRIMEはこちら。MR CLEANがreal worldだが、他の3つは適応条件が厳しくexpert worldと。

日本医科大学神経内科の木村和美先生からは、脳梗塞急性期治療について。目々澤肇先生による脳梗塞周囲のペナンブラの基礎実験はこちら。prehospital stroke careの創設はこちら。mobile CTで、脳梗塞ではtPAの早期投与、脳出血では早期の降圧と第VII因子投与、蜘蛛膜下出血では降圧と痛みのコントロールが実現か。Yamato Studyはこちら

コメント

このブログの人気の投稿

認知症診療セミナー