高知中央・高畠・安芸医療圏脳卒中地域連携の会 第33回合同会合


高知医療センターで開催された、高知中央・高畠・安芸医療圏脳卒中地域連携の会 第33回合同会合で講演させていただきました。



高齢化、と言いますが、その最先端が、高知県。人口10万人あたりの回復期リハビリテーション病床数はいつでも全国一。先日の日本創成会議の報告でも、医療レベルの充実度が明らかにされています。実際現場のお話を聞きますと、やっぱり数字を反映した充実ぶりでした。行政は、在宅への移行、高知のベッド削減を考えているようですが、医療を産業と捉え、従事者を多くすれば、皆んなハッピーなような気がします。

さて、私の講演では、東京のパスが普及しないのは、急性期病院が沢山あるのでベッド満床で搬送を断っても他に病院がある、つまり医療に余裕があるからと。千葉は医療過疎、現場の人間が皆問題意識を共有し、経営母体を超えた効率化が必要だったから。それにしても、本講演のために千葉県救急医療センター神経系治療科 古口德雄先生よりいただいた千葉県共用脳卒中地域医療連携パス計画管理病院協議会(CAMP-S)のデータには圧倒されました。今やほぼ全県を網羅し、集計も可能になっています。年間のパス発行1,600例以上! 回復期リハビリ病棟も2010年から2014年でほぼ倍増! 現場・行政・医師会が一体となって実現した結果です。

高齢化の波、高知は大丈夫、東京はどうなることやら…

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