第6回千葉北脳卒中地域連携パス研究会

ウィシュトンホテル・ユーカリで開催された、第6回千葉北脳卒中地域連携パス研究会で、脳卒中診療体制について講演させていただきました。


脳卒中診療は、2015年のNashville Hopeにより転換期を迎えました。血管内治療のevidenceがいくつか登場、AHA/ASAのガイドラインも変わりました。ということは必要な場合はclot retrieverを使用しなければなりません。しかし、血管内治療医はどこにでもいるわけではない。国民皆保険の原則、医療の平等は崩れるのであります。そうならないように、診療体制を整えなければなりません。

千葉県救急医療センターの古口德雄先生からは、千葉県供用脳卒中地域連携パスの現状と今後の展望が発表されました。年間1,600件以上のパス発行、千葉県内で1万人がパスを使用中。圧倒されます...

古田医院の古田達之先生からは、地域包括ケアの柏プロジェクトについて報告がありました。ガイドブックはこちら。情報共有システムによって、タブレットやスマートフォンで利用者の情報が閲覧可能。東京大学高齢社会総合研究機構が支援。

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