第217回日本神経学会関東・甲信越地方会

砂防会館で第217回日本神経学会関東・甲信越地方会が開催されました。
日本医科大学武蔵小杉病院からは研修医の奥畑好章先生から、ラクナ梗塞から発症したたこつぼ型心筋障害を生じた症例を報告してもらいました。たこつぼ様心筋障害はくも膜下出血やてんかんなどカテコールアミン過剰産生が原因のことが多いですが、本例の様に、ラクナ梗塞で中枢自律神経線維網が障害され、カテコールアミン産生が亢進し生じることもあるようです。

「分子脳血管病」の症例報告はこちらに。Int J Cardiolの総説はこちら。臨床神経の総説はこちら

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