日本医大式 脳卒中ポケットマニュアル



日本医大式 脳卒中ポケットマニュアル が出版されました。私は脳卒中の医療連携とSPECT検査を分担しました。


紙面の都合上割愛した便利メモは以下。

便利メモ
カルボーネンの式

 運動強度は年齢毎の予測最大心拍予備能(最大心拍数-安静時心拍数)の何パーセント(%HR reserve)という表現が理解しやすく、現場で多く使われている。%HR reserve はカルボーネンの式から求めるのが一般的である。
 {(220-年齢)-安静時心拍数}×運動強度(k)+安静時心拍数
  kは0.4〜0.7 60歳以上なら一般に0.5で計算する
目標心拍数は無酸素運動と有酸素運動の境界にあたり、効率の良い心拍数。70歳、坐位での心拍数60/分なら、
  {(220-70)-60}x0.5 + 60 = 105
リハビリの処方箋や診療情報提供書には、「目標心拍数105/分、120/分を超えないように」などと書く。


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