第14回認知症市民公開講座

第14回認知症市民公開講座を川崎市中原区市民館ホールで開催しました。

日本医科大学坂本篤裕理事長・伊藤弘川崎市副市長のご挨拶の後、認知症について講演いたしました。

シンポジウムでは、一人暮らしの認知症について議論しました。ファミリーケアプランセンターの市川幸子先生からは、一人暮らし例の支援について2つの事例が紹介されました。地域包括支援センターが中心となりますが、地域の方々の支援が重要でした。川崎市看護協会在宅医療サポートセンターの須藤みちよ先生からは、在宅医療や介護保険、最期の方針を自分できめるリビングウィルについて解説と事例紹介がありました。川崎市健康福祉局地域包括ケア推進室の端坂幸子先生からは、成年後見制度について講演がありました。ご本人が認知症になり判断ができない状態になってから後見人を決める法廷後見制度がありますが、ご本人が判断ができるうちに契約を結んでおく任意後見制度があります。後見制度の場合も、自分の意思を家族と話しておく、記録として残しておくことで自分の意向を反映させることができます。

川崎市は認知症に関してさまざまなリソースが揃っています。「川崎市  認知症に関する情報」で検索するとわかります。

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