Parkinson's Disease seminar in Kawasaki

 二子玉川エクセル東急でParkinson's Disease seminar in Kawasakiが開催されました。

 聖マリアンナ医科大学脳神経内科の眞木二葉先生からは、パーキンソン病の治療についてのご講演でした。一時neuro protectionが賑わっていましたが、進行抑制のエビデンスはない。Schapira先生とOlanow先生の総説はこちら。ジスキネジアにおけるamantadineの効果はこちら

 昭和大学医学部内科学講座脳神経内科部門の小野賢二郎先生からレヴィ小体病と認知機能について。ますは症候学。アルツハイマー病ではエピソード記憶の障害が目立ちますが、パーキンソン病では手続きやworking memoryの障害。髄液のα-シヌクレイン、アミロイドβ1-42とMoCA、COGNISTATとの関係はこちら。レヴィ小体病の認知症の病態は、レヴィ小体そのものが原因の場合と(Braakの論文はこちら、stage 3で認知症出現)、それ以外、アルツハイマー病理や脳血管病変が関与の場合がある。
 ついでα-シヌクレインの形成について。小野先生の総説はこちら。あとこちらはアルツハイマー病のことですけど日本語でオリゴマー仮説が解説されています。重合核依存性重合モデルでは、重合核形成相と線維伸長相。A30P、E46K、A53T の家族性パーキンソン病の αS 変異とオリゴマー形成はこちら。メラトニンはこちら。"Pokey like stracture"はこちら。cross-seedingはこちら。α-シヌクレインとアミロイドβ双方が凝集促進。タウも。

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