埼玉みさと総合リハビリテーション病院の見学 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 水曜日, 9月 28, 2011 埼玉みさと総合リハビリテーション病院に見学に行きました。まずは明るいエントランス。 訓練室も広いのですが、病棟のスペースも広いです。 バルコニーもリハビリテーションに利用されているそうです。 これまでいくつかリハビリテーション病院は訪問しておりますが、設計時からかなり考えて作られたことが想像できます。 ハード面もさることながら、スタッフ数も充実していました。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
北村伸先生(1950-2024) - 月曜日, 11月 04, 2024 北村伸先生が2024年10月29日ご逝去されました。 北村先生は1976年日本医科大学を主席で卒業され(当時は銀杯が授与されていました)、日本医科大学第三内科に入局されました。当時、日本医科大学第一病院に第二内科、付属病院に第一内科と第三内科があり、付属病院の神経内科は第三内科にありました。その後大学の組織再編があり、1977年から第二内科に異動されました。 先生は、Xeを用いて血管性認知症と脳循環についての研究を始めました。当時、認知症(痴呆と呼んでいました)は精神科がメインでした。 その後、国立中野病院でPETを用いた研究を始めました。その頃日本にPETがあるのは、他に東北大学と秋田脳研のみでした。そして第一病院に頭部専用のSPECT装置が導入しされ、そこでも研究が始まりました。 1999年4月日本医科大学武蔵小杉病院の初代神経内科部長として赴任されてからは、認知症の臨床に尽力されました。少人数のチームのため、脳卒中ではなく認知症をやろうと決断したそうです。2007年4月に文部科学省の私立大学学術研究高度化推進事業社会連携部門の助成のもと、認知症街ぐるみプロジェクト」がスタート。このプロジェクトの目玉である 街ぐるみ認知症相談センター は2007年12月に開設されました。これらの功績により、2012年には武蔵小杉病院は川崎市の認知症疾患医療センターに認定されました。 たくさんの治験にも積極的に参加されました。 memantineの本邦の治験を指揮されました。だから私は、患者さんにmemantineを説明する時、「私の師匠が開発に関与したんだ。」と言っています。 実臨床には上がってこなかった薬の中には、一時的に日本医科大学武蔵小杉病院が世界一のエントリー数だったこともありました。lecanemabのClarity AD試験では、専門医がアルツハイマー型認知症と エントリーしても薬の割り付けまで辿り着ける患者さんは1/3以下でした が、日本医科大学武蔵小杉病院は割り付けまで至った患者数が日本で2位でした。脳血流SPECTを認知症診断に応用しているからだと思います。まさに北村グループの流れ。私も、北村先生や兄弟子に核医学の読影を鍛えられました。 高齢者の運転免許更新の際のテストも監修されました。このテストで認知症疑いと言われ私の外来にいらっしゃる人、ほとんどの方が認知 続きを読む
東京労災病院 区民公開講座 - 土曜日, 6月 24, 2023 大田区産業プラザPiOにおいて、東京労災病院 区民公開講座を開催しました。 2004年3月、日本老年医学会において柴山漠人(しばやまひろと)先生が「『痴呆』という言葉が差別的である」と問題提起、2004年12月日本老年精神医学会検討委員会が「認知症」と決定しました。 こちら 。 認知症には様々な疾患があります。 こちら 。 アルツハイマー病では後部帯状回のブドウ糖代謝が病初期から低下、 こちら 。 DIAN研究は こちら 。 アミロイドβの形成と治療戦略については こちら 。 lecanemabの臨床試験は こちら 。 認知症のリスクの軽減は こちら 。 Glymphatic systemは こちら 。 加齢により睡眠が浅くなる、 こちら 。 厚生労働省健康局 、健康づくりのための睡眠指針 2014 は こちら 。 震災直後の不眠は正常な反応、 こちら 。 続きを読む
FileMaker Server 19で、バックアップフォルダを外付けHDにするには - 水曜日, 8月 11, 2021 filemac:/外付けドライブ名/FM_BackUp/ って入力すればいいのですけど、その前に、 fmserver_helperdに フルディスクアクセスを許可する必要があるのですね... Mac OSの、システム環境設定の、 セキュリティとプライバシー>フルディスクアクセス>で fmserver_helperdにチェックを入れる。 こちら に書いてありました。 続きを読む
Amyloid PET Imaging Web Seminar in kanto - 水曜日, 10月 09, 2024 Amyloid PET Imaging Web Seminar in kantoでビタミンB12欠乏例について報告しました。 lecanemab前なら、mecobalaminを投与し、改善を確認すればよかった。 本例は脳血流SPECTが側頭頭頂葉・後部帯状回の低下があって、アルツハイマー型認知症の合併が否定できなかった。のんびりmecobalaminの効果を見ていると、進行しMMSEが21/30以下になると、lecanemab投与機会を失いかねなかった。 ビタミンB12欠乏のSPECTは こちら 。岩波らの症例は、本例とSPECT所見が似ています、 こちら 。 老年精神医学雑誌 の総説に掲載予定です。 慶應大学の岩淵雄先生からはアミロイドPETの読影についての講演でした。 前頭葉から蓄積するタイプ、頭頂葉、後頭葉を、サブタイプ別の経時的変化は こちら 。 東京医科大学の稲川翔也先生からは、髄液とPETでアミロイドβバイオマーカーの不一致例。変化は髄液が先行、 こちら 。 国立精神・神経医療研究センターの重本蓉子先生からは、SPECT・MRIで異常がないアミロイドPET陽性例。 複十字病院の飯塚友道先生からは、アミロイドPET・脳血流SPECTの講演でした。 AIの研究は こちら 。 トランスジェニックマウスの研究は こちら 。膵臓にアミロイドβが蓄積したとのこと。最近、Amylin(膵で分泌、血糖値の制御に寄与)が アミロイドβとの共通点が注目されている 。 総説あり 。研究は、将来何を証明するか未知数のことあり。 飯田先生の著書「認知症パンデミック」は こちら 。 続きを読む
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