川崎認知症ケアミーティング

川崎市コンベンションホールにおいて、川崎認知症ケアミーティングを開催しました。

過去の川崎認知症ケアミーティングはこちらこちらこちらこちら

いつもの「川崎認知症ケアミーティング」では、症例検討などを街ぐるみ認知症相談センターで行なっていました。

川崎市の認知症疾患医療センターとして定期的に行なっている認知症疾患医療連携協議会において、医師会より「認知症サポート医をもっと活用してほしい。」との要望がありました。そこで今回は、認知症サポート医や、サポート医ではないが脳外科・精神科など認知症を専門的に診療している先生方を中心にご参集いただき、認知症・サポート医について議論するとともに、顔の見える連携を実現しよう、ということを目的としました。で、街ぐるみ認知症相談センターには入りきらないので、会場は日本医科大学武蔵小杉病院のお隣、川崎市コンベンションホールとさせていただきました。

帝京大学医学部附属溝口病院脳神経外科の中根一先生からは、脳神経外科の認知症についてご講演いただきました。中根先生は、2021年6月19日〜20日、同じ川崎市コンベンションホールで第5回日本脳神経外科認知症学会学術総会を会長として開催されます。中根先生自身も認知症サポート医のお一人。溝口病院の物忘れ外来では、リン酸化タウの髄液検査も積極的に実施され、特発性正常圧水頭症にアルツハイマー病が合併しているのは1割程度と。LPシャントを中心にご加療。SINPHONI-2研究はこちら。シャントでアミロイドβタンパク蓄積が抑制、こちら

日本医科大学千葉北総病院脳神経内科の山崎峰雄先生からは、認知症サポート医・初期集中支援チームの活動についてご講演いただきました。厚生労働省の認知症施策はこちら。サポート医についてはこちら。認知症サポート医ネットワークはこちら日本臨牀 76(増刊号1): 376-380, 2018 に総説あり。川崎市には認知症サポート医が約30人いらっしゃいますが、印西市は4人(5人だったのに1人日本医科大学武蔵小杉病院に異動...)。初期集中支援チームも日本医科大学千葉北総病院のスタッフで構成と...

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