第49回日本神経学会総会:第3日目


第49回日本神経学会総会も今日で終わりです。朝から、藤田保健衛生大学才藤先生の嚥下障害のリハビリテーションに関する教育講演をお聞きしました。急性期の治療が「病理」を対象にしているなら、リハビリテーションは「システム」を対象にしているとのこと、ADLの悪い方にとって「食事」が一番の楽しみであること、喉頭蓋は気管をフタしているわけではないこと、など、実際の嚥下造影やファイバースコープの映像を見ながら勉強できました。一般演題では、京都大学から皮質基底核ループに関する演題がありました。澤本先生に[11C]CFT PET画像のSPMによる空間的標準化についてお聞きしたところ、特に問題なくできるとのこと、福山先生から、ACPCからの距離が近い大脳基底核のずれは少ない、とご教示いただきました。ということで、アイディアが... DOPA系PETもJackknife検定のようなものもできるかもしれないし、線条体以外はデータ不要だから、small volume collectionを使えば統計学的にも厳しく評価可能... アデノシンのもできるかも。

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