第9回Brain Protection Forum

ホテルメトロポリタンエドモントで第9回Brain Protection Forumが開催されました。



東京医科大学久米一誠先生からは、生活習慣病とアルツハイマー病の関連について。高血圧・脂質異常症・糖尿病がアルツハイマー病の進行に関連。降圧剤の影響はこちら。pioglitazoneの効果はこちら

日本医科大学神谷文雄先生は、骨髄単核球細胞移植の脳梗塞治療への応用。

順天堂大学志村秀樹先生からは、HSP27の脳保護効果。志村先生と言えば、パーキンソン病における分子生物学的な業績が有名です。HSP27はsmall heat shock proteinのひとつ。こちら

東海大学瀧澤俊也先生からは、東海大学が開発した脳保護薬のご講演でした。東海大学は、以前脳卒中の連携の会に参加させていただきました。地域の中核病院として、Drip, Ship, and Retrieveの体制も披露されました。総合大学として、基礎系と臨床系講座の連携により、創薬の研究が多数ございます。ARB近似構造薬R147175は、ARBの降圧作用はないが臓器保護作用を有する薬。こちら。PAI-1阻害薬はこちらこちら。Hypoxia inducible factorはこちら。Aktを活性化するSC79はこちら。Hematopoietic Cytokineによる神経再生はこちら。GENESIS研究はこちら

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