第10回 Brain Protection Forum

ホテルメトロポリタンエドモントで第10回 Brain Protection Forumが開催されました。

日本医科大学の西山康裕先生からは、血漿非対称ジメチルアルギニン(Asymmetric Dimethylarginine;ADMA)に関する研究が報告されました。CKDとの関連はこちら。華麗変化はこちら。脳梗塞に関する西山先生の論文はこちらこちら。statinでADMA低下。

順天堂大学附属浦安病院の上野祐司先生からは、L-carnitineの軸索保護の演題でした。梗塞で軸索増える。こちら。L-carnitineで慢性虚血モデルでの白質障害を改善。こちら

東海大学の永田栄一郎先生からは、Akt活性化薬SC79についての演題でした。Aktのみ特異的に活性化する分子を発見、SC79投与で梗塞体積は減少、梗塞でp-Akt増加。

富山大学の黒田敏先生からは、骨髄間質細胞を用いた脳卒中治療の応用についてのご講演でした。こちらもご参照ください。総説はこちら。多くの細胞は死に至るが、一部が生き残り分化する。PNASの論文はこちら

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