2014年高血圧治療の展望〜アジルバ2周年記念講演会〜

マンダリンオリエンタルホテル東京で2014年高血圧治療の展望〜アジルバ2周年記念講演会〜が開催されました。

埼玉医科大学の片山茂裕先生(片山泰朗先生のお兄様)からは、糖尿病における降圧についての基調講演がありました。JSH 2014はこちら。糖尿病は高血圧を合併すると心血管イベントが増加。こちら。HOT study はこちら。ACCORD BP試験はこちら。積極的降圧で心血管イベントは有意差なかったが、脳卒中は減少。INVESTはこちら。ROADMAPはこちら。メタ解析はこちら。American Diabetes Associationの降圧目標は140/80未満に緩和。こちら。HOMED-BP Studyはこちらこちら。クリニック血圧は有意差なかったが、家庭血圧で有意差。以前は拡張期血圧の降圧を優先していましたが、脳血管イベントの予防には拡張期より収縮期とおっしゃっていました。

虎の門病院の澤直樹先生からはCKDの血圧管理について。CKDは初期から心血管イベントが多く、腎保護で透析に至らないようにすることも大事だが、イベント抑制も大事と。BMJの論文はこちら

順天堂大学の鈴木仁先生からもCKD。初診の高血圧患者にCKD合併は結構多いと。アジルバに切り替えて尿アルブミン減少。

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