第39回日本脳卒中学会総会 –Stroke 2014−

第39回日本脳卒中学会総会が大阪国際会議場で始まりました。
そう、昨年は日本医科大学が主催させていただいたのでした... こちらこちらこちらこちらこちらこちらこちらこちら。昨年のブログには、学術的なことほとんど書いてありませんでした。奔走していたので...

第一日目は、MRIのセッションにおりました。急性期の画像についてはまだまだ研究ネタがありますね。

ランチョンセミナーでは、東京都済生会中央病院の星野晴彦先生と兵庫医科大学の吉村紳一先生のご講演を拝聴いたしました。星野先生からは、抗血小板薬の大規模臨床試験の解説。最近星野先生のお話を聞く機会が増えましたが、いつも臨床試験の特徴を明快にしていただきます。吉村先生からは、RESCUE-Japanなど血管内治療の臨床試験の解説でした。発症から再開通までの時間に関するメタアナリシスはこちら。ISC 2013の「Honolulu Shock」の三論文、SYNTHESIS ExpansionIMS IIIMR RESCUEと、吉村先生のブログはこちら


国際電気通信基礎技術研究所の川人光男先生からは、Brain-machine Interface(BMI)の御講演でした。脳内の情報を解読し、それに続く報酬系への刺激により脳の活動パターンを誘発するdecoded fMRI neurofeedback法(DecNef)。自閉症への応用などが提示されました。心を読み、操作する、ということにもつながるため、研究の倫理も考慮されていました。

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