腎臓からみた糖尿病の病態と治療

「腎臓からみた糖尿病の病態と治療」という研究会が、パレスホテル東京で開催されました。
秋田大学の藤田浩樹先生からは、Glucagon-like peptide-1(GLP-1)受容体の基礎的な研究が紹介されました。市販のGLP-1受容体の抗体は特異性が低くいろいろなところが染まってしまうと。in situ hybridizationによる検討では、腎動脈の血管壁に多く分布していると。こちらこちらのPDFが分かりやすいです。

埼玉医科大学の叶澤孝一先生からは、臨床的なお話。2012年の厚生労働省のデータでは、糖尿病患者は予備軍も含めると2,000万人と推計。DM初期の高血糖が後に影響するというglucose memory。400万人が糖尿病性腎症と。GLP-1の総説はこちら。Dipeptidyl-peptidase IV(DPP IV)は腎に多い。こちら

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