第39回神奈川PET・SPECT研究会-脳-

ローズホテル横浜で、第39回神奈川PET・SPECT研究会-脳-が開催、パーキンソニズムにおける核医学画像について講演しました。

神経内科に掲載された総説はこちら。アミロイドPETを応用した背景病理診断はこちら。シグマ1受容体はこちら。アデノシンA2A受容体はこちら。PET journalの総説はこちら


横浜市立大学精神科の浅見剛先生からは、パニック症のMRI。扁桃体が小さい灰白質の減少中脳の増加

東海大学放射線技術科の山下高史先生からは、イオフルパンのファントムを使用した標準化について。吸収補正は実施、散乱補正は施設・機種による、再構成はFBP法で。

東邦大学医療センター大森病院放射線科の水村直先生からは、ドパミントランスポータ・イメージング読影のための撮像・画像処理について。血管性パーキンソニズムのDatSCANはこちら。画像作成時に、集積の少ない脳実質部も残すことで、AC-PCラインなど解剖学的位置に調整に有用。安易な補正はそれを消してしまう。DatViewの新バージョンにある脳脊髄マスクは使ったほうがよい。読影の際、臨床の情報がないと、解釈はできない。

順天堂大学放射線医学の青木茂樹先生からは、MRIについて。Synthetic MRIはこちら。7分ほどの撮像、コンソールでTR・TE・TIを調節可能、T1・T2・PDの定量が可能。拡散強調画像は必ず撮る。diffusion tensor tractographyも解説頂きました。Tract-based spatial statisticsはこちら

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