川崎中部認知症診療を考える会

第一三共川崎営業部で、川崎中部認知症診療を考える会が開催されました。

私はアルツハイマー病の講演をしました。アミロイドPETなど画像診断は目覚ましい進化を遂げましたが、しかし当初私たちが考えていたほど甘くなかった... アミロイドPETを応用した背景病理診断はこちら。根本治療薬も実用化はまだ。現場では、抗認知症薬を使い分けるのですが、厄介な周辺症状予防には、まずは非薬物療法。認知症ケアチームの活動を紹介いたしました。

「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)」はこちらから。

参考になるインターネット上の情報はこちらです。
もっと勉強したい方は、こちらに本屋を作っておきました。

日本医科大学街ぐるみ認知症相談センターはこちら
日本医科大学武蔵小杉病院は認知症疾患医療センターです。こちら



こだま診療所の児玉文雄先生からは、在宅診療での厄介な徘徊症例が提示されました。90歳以上とご高齢。スマートな解決策は厳しいです...

住吉診療所の佐藤温先生からは、進行例でのドネペジル・メマンチン併用例。こちらはうまくいきました。

日本医科大学武蔵小杉病院の北村伸先生からクロージング。在宅診療も、通常外来同様に認知症診療があり、薬物療法を併用することで、施設入所が遅らせることができます。

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