第8回ニューロフォーラム東京

第8回ニューロフォーラム東京がパレスホテル東京で開催されました。第7回はこちら。第3回はこちら

慶應義塾大学神経内科 馬島恭子先生からは、アストログリアのペントースリン酸経路(PPP)と酸化ストレスについて。総説はこちらこちらこちら

順天堂大学脳神経内科の田中亮太先生からは、パーキンソン病における夜間血圧異常。パーキンソン病では血管性疾患リスク少なし。こちら。パーキンソニズム疾患で夜間の血圧低下が欠如。こちら。アミロイドと夜間血圧はこちら

特別講演は、浅ノ川総合病院の廣瀬源二郎先生より小脳と眼球運動障害について。Cogan先生の総説はこちら。片葉・傍片葉では注視眼振、反跳眼振、律動性眼球運動後のdrift、下眼瞼向き眼振。虫部小節・虫部垂では前庭反応遅延、頭位眼振、下眼瞼向き眼振、周期性交替性眼振。背側虫部は病変側への律動性運動の測定過小、対側への測定過大、健側への緊張性眼球偏奇、病側への追従運動障害。室頂核後部の眼球運動関連部位一側障害で衝動性眼球運動の病側への測定過大、健側への測定過小が起こり同側偏奇、病側から健側への滑動性追従運動の障害とsaccadic intrusionとしての眼球粗動、眼球クローヌス。SCA領域の梗塞でvertigo、こちら。PICAの梗塞でhead-shaking nystagmus、こちら。smooth persuitのfMRIはこちら。visual suppressionの消失はこちら。注視眼振と小脳病巣はこちら。spinocerebellar ataxiaの小脳病変はこちら。これらの概要はこちらにまとめてあるそうです。

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