第56回日本核医学学会学術総会

名古屋国際会議場で第56回日本核医学学会学術総会が開催されました。

私は、パーキンソン病における代謝型グルタミン酸受容体1型についての発表しました。大脳基底核回路と小脳はともに運動調節に携わりますが、直接の相互作用はありません。今回の研究では、大脳基底核回路に問題があるパーキンソン病で小脳に影響があったので、さらに詳細を検討し、そのメカニズムを明らかにしていきたいと思います。

Karolinska InstitutetのAndrea Varrone先生からは、ドパミントランスポータ画像について。123I-FP-CIT SPECTのヨーロッパの健常者データベースはこちら。10年で5.5%の加齢による減少。Varrone先生の総説はこちら11C-PE2I PETを使ったPDGF-BBの論文はこちら18F-FE-PE2Iの論文はこちらこちら。パーキンソン病で黒質緻密層のDATはそれほど落ちてなく、Axonの方が先に障害、こちら。high resolusionはこちら



シンポジウム、「次世代の核医学イメージング剤」も刺激的でした。

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