第2回千葉県脳卒中連携の会 Chiba Alliance Medical Path-Stroke (CAMP-S)

 幕張メッセ国際会議場で第2回千葉県脳卒中連携の会が開催されました。
前日からの降雪、交通機関の乱れが予想されましたが、朝は快晴、一安心。
開会前のブリーフィング
 印旛脳卒中地域連携パスのメンバーも、スタッフとして多数参加しました。
看護職分科会
福祉職・地域連携職分科会
歯科医師分科会
栄養士・ST分科会
 急性期分科会は、東京都済生会中央病院高木誠先生をお招きして、東京都の脳卒中救急搬送体制についてご講演いただきました。急性期分科会は第3回千葉県脳卒中急性期医療協議会を兼ねていますので、日本脳卒中協会千葉県支部のサイトで講演内容の概略を公開中。
急性期分科会
 特別講演は、香川労災病院藤本俊一郎先生をお招きして、香川県における脳卒中地域連携パスについてのご講演をいただきました。2005年香川シームレスケア研究会を設立、2009年かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)によるインターネットを用いた運用が開始されました。今後は維持期施設への連携にも用いられる予定とか。そのために安価なシステムを準備中だそうです。
香川労災病院藤本俊一郎先生による特別講演
 第1回千葉県脳卒中連携の会でも、分科会がありましたが、同じ時間帯で開催されていたため、出席できない分科会での話し合いの内容がわかりませんでした。その反省で、今回は分科会報告を企画しました。これにより、同時進行で出席できなかった会の内容もわかりました。
分科会報告
 懇親会では、救急搬送の問題、認知症での連携の必要性などが話題となりました。回復期病院の新人看護師が、救急対応などのスキルに不安があるようなので、救急病院でも研修も実現しそうです(でも酒がはいってたからなあ...)。

コメント

匿名 さんのコメント…
今回の急性期分科会での東京都済世会中央病院高木誠先生のお話しに興味をひかれました。東京都の救急搬送体制の整備の行き届いている事。我が千葉県の救急難民人数は、全国でもワースト5に入る県であるため、早急に整備が必要だと危機迫る思いでした。
今回救急隊も数多く出席していたようですが、東京で有効的であった医療機関選定プロトコールを消防庁から全国に広める事はできないのでしょうか?もちろん施設数などできる限度もあるでしょうが。血管治療が可能な施設は更に少ないとなると、第3次病院から第3次病院への搬送も視野に入れ体制を整える必要がありそうです。難しそうですね。

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