第28回日本神経治療学会総会2

 第28回日本神経治療学会総会2日目です。午前中に、印旛脳卒中地域連携パスの入院日数の変化について報告しました。
 生理学研究所南部篤先生の教育講演は、大脳基底核についてです。以前の研究会で黒岩先生がご紹介された「南部先生のブレーキ仮説」はこれだったのですね。詳細はこちらのサイトで。視床下核のsomatotopyの論文はこちら。ブレーキ仮説の論文はこちら。ジストニアではGPiのsomatotopyも変化している可能性があるそうです。
 ランチョンセミナーは、富山大学の田中耕太郎先生の抗血小板療法に関する講演を聴きました。CSPS IIの結果が紹介されました。脳卒中の再発率は20%程度、特に脳梗塞の再発予防は重要です。田中先生の基礎実験はこちら。脳表血管の拡張と血栓形成抑制が確認されました。CSPSはこちら。ブログのこちらこちらもご参照ください。低容量アスピリンの胃潰瘍の記事はこちら。論文はこちら。抗血小板剤の出血合併症についてはこちら。クロピドグレルとCYP2C19に関する論文はこちら。JASAPはこちら

 その後は、次のDBSの打ち合わせのため、日本医科大学武蔵小杉病院に行きました。

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