第8回Brain Protection Forum

ホテルメトロポリタンエドモントで開催された、第8回Brain Protection Forumに出席しました。
日本医科大学須田智先生は、骨髄幹細胞移植と免疫抑制剤の併用に関する基礎実験についての発表でした。Life Scienceの論文はこちら。神谷先生の論文はこちら。東京医科大学佐藤友彦先生からは、シロスタゾール6ヶ月投与で認知機能やSPECTの脳血流改善についてのご報告でした。東海大学植杉剛先生からは、血栓溶解療法を実施した高齢者の実態が報告されました。死亡例が非高齢者より当然多いですが、成功例は高齢者も非高齢者も同等の割合でした。つまり、年齢は血栓溶解療法の投与禁忌ではないということ。順天堂大学内山安男先生からは、オートファジーについてのご講演がありました。necrosis・apoptosisに並んで注目を集めている現象です。細胞を保護する作用ですが、分解できずに蓄積しすぎると細胞死につながる。

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