過渡的認定脳卒中専門医に対する第1回CBT試験 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 水曜日, 11月 23, 2011 過渡的認定脳卒中専門医に対する第1回CBT(Computer Based Testing)試験が実施されました。 会場が日本医科大学だったので、私は楽でしたが、遠方の先生もいらっしゃいました。 根津神社は、七五三のお参りの方がたくさんいらっしゃいました。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
北村伸先生(1950-2024) - 月曜日, 11月 04, 2024 北村伸先生が2024年10月29日ご逝去されました。 北村先生は1976年日本医科大学を主席で卒業され(当時は銀杯が授与されていました)、日本医科大学第三内科に入局されました。当時、日本医科大学第一病院に第二内科、付属病院に第一内科と第三内科があり、付属病院の神経内科は第三内科にありました。その後大学の組織再編があり、1977年から第二内科に異動されました。 先生は、Xeを用いて血管性認知症と脳循環についての研究を始めました。当時、認知症(痴呆と呼んでいました)は精神科がメインでした。 その後、国立中野病院でPETを用いた研究を始めました。その頃日本にPETがあるのは、他に東北大学と秋田脳研のみでした。そして第一病院に頭部専用のSPECT装置が導入しされ、そこでも研究が始まりました。 1999年4月日本医科大学武蔵小杉病院の初代神経内科部長として赴任されてからは、認知症の臨床に尽力されました。少人数のチームのため、脳卒中ではなく認知症をやろうと決断したそうです。2007年4月に文部科学省の私立大学学術研究高度化推進事業社会連携部門の助成のもと、認知症街ぐるみプロジェクト」がスタート。このプロジェクトの目玉である 街ぐるみ認知症相談センター は2007年12月に開設されました。これらの功績により、2012年には武蔵小杉病院は川崎市の認知症疾患医療センターに認定されました。 たくさんの治験にも積極的に参加されました。 memantineの本邦の治験を指揮されました。だから私は、患者さんにmemantineを説明する時、「私の師匠が開発に関与したんだ。」と言っています。 実臨床には上がってこなかった薬の中には、一時的に日本医科大学武蔵小杉病院が世界一のエントリー数だったこともありました。lecanemabのClarity AD試験では、専門医がアルツハイマー型認知症と エントリーしても薬の割り付けまで辿り着ける患者さんは1/3以下でした が、日本医科大学武蔵小杉病院は割り付けまで至った患者数が日本で2位でした。脳血流SPECTを認知症診断に応用しているからだと思います。まさに北村グループの流れ。私も、北村先生や兄弟子に核医学の読影を鍛えられました。 高齢者の運転免許更新の際のテストも監修されました。このテストで認知症疑いと言われ私の外来にいらっしゃる人、ほとんどの方が認知... 続きを読む
第11回クリニカルPETフォーラム - 土曜日, 12月 16, 2023 第11回クリニカルPETフォーラムが開催されました。 アルツハイマー病の疾患修飾薬について講演しました。 アルツハイマー病の疾患修飾薬の臨床試験は失敗続きでした。 こちら 。 aducanumabのEMERGE試験でエンドポイント有意差ありでした。 ENGAGE試験は有意差なしでしたが、この 二つを合わせて FDAに申請しました。これらの試験でのAmyloid-related imaging abnormalities(ARIA)については こちら 。ARIA-Eの症例報告は こちら 。 lecanemabのClarity AD試験は こちら 。lecanemab治験中のrt-PA投与例は こちら 。これを受けて、 静注血栓溶解(rt-PA)療法 適正治療指針 第三版 2023 年 9 月追補 では、レカネマブ例で脳梗塞搬送は、可能であれば機械的血栓回収療法を優先、できなければMRIでAIRAを確認となりました。 ARIAに進展した患者の症状、米国でのレカネマブ投与体制は こちら 。 認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカー、APOE 検査の適正使用指針 第2版は こちら 。 2023年12月13日に開催された中央社会保険医療協議会 総会(第572回)議事次第は こちら 。ここでレカネマブの最適使用推進ガイドラインが発表されました。正式版は こちら 。投与開始前1か月以内にMMSE 22/30以上、CDR 0.5または1が条件。 MMSEの原著は こちら 。いくつかの日本語版があります。英語版から日本版を作成するには、単に翻訳するだけでなく、文化の違いも考慮する必要がある。そして、内容・採点法・難易度が等価であることが重要です。 こちら 。 MMSEには著作権があります 。日本版であるMMSE-Jは こちらで購入 。マニュアル通りやることが重要です。 Clinical Dementia Rating(CDR)は こちら 。6項目について障害の軽い方から重い方へ順位付け(X1≦X2≦X3≦X4≦X5≦X6)を行います。複数項目の障害度が同じ場合は、表中の上の項目から順位を付けます。CDRの重症度判定はX3またはX4のレベルとし、X3とX4のレベルが異なる場合は、記憶の障害度に近い方となります。ちょっと複雑なので、 こちら のサイト... 続きを読む
「森の病院」 成田リハビリテーション病院 - 水曜日, 12月 06, 2017 有給休暇を利用して、 成田リハビリテーション病院 を見学させていただきました。詳しくは web site をご覧ください。 院長は日本医科大学千葉北総病院時代にお世話になった、小林士郎先生。 正面玄関から、建物の美しさに圧倒されます。 設計は 隅 研吾 東京大学教授(隈研吾建築都市設計事務所主宰)。2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場となる国立競技場の設計などご高名な建築家。成田空港近郊の自然と協和し、「森の病院」と名付けました。 この壁の木は、腐らないよう特殊塗料が塗られているそうです。 目の前は成田空港の土地。季節の移ろいが楽しめるそうです。 患者さん・ご家族のお顔はモザイク処理させていただいています リハビリテーション室は大きく、明るいです。9単位可能。新病院ですが、リハビリスタッフはグループの新八千代病院で経験を積まれたスタッフたち。 すでに様々なリハビリテーション機器が用意されていますが、さらに新しい試みも小林院長はお考えのようです。 リハビリテーションにも使われる中庭 続きを読む
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